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旅ラン~北海道マラソン2024~

今回の旅ランは北海道マラソン2024です。

札幌市を駆け抜ける北海道マラソンは夏という季節な中で日本で唯一行われる42.195kmのある大会です。

去年は高い湿度と温度で大変となったと聞いていたので今回どうなるかなと思っていたものです。

そんな北海道マラソン2024を振り返ってみます^^


受付は前日受付

北海道マラソンは2万人もの参加者がある有名な大会なので前々日・前日受付が基本となっております。

受付場所は大通公園8丁目にありました。

ぼくが行った時は日が暮れる前だったので混雑に巻き込まれることなく比較的スムーズに受付できました。

夏の北海道、気候は??

結論から言うと、関東人のぼくからすると湿度が低く過ごしやすい気候だと思いました。

気温もそんなに高いという感じではなかったなーと思います。
これは前日も当日の朝も同じ気持ちでした。

いざスタート地点へ!

宿泊施設からトコトコ歩き、たどり着いたブロックエリア。
そこで着替えをしたり、準備運動を済ましたり、お手洗いに行ったりします。

ですが、ここは大きなマラソン大会。

スタートまで時間がかかるためみんなすぐには動きません。
その代わり、スタートが近くなってくると混雑が目立ってきました。

荷物はそんなに並びはしませんでしたが、ぼくが行ったお手洗いは50mの行列が出来てました笑

「おお〜w」と驚きと苦笑いでした。

着替え、日焼け止めクリーム、帽子などなどを済ましてから早速指定された場所に整列。
ゼッケンにあるアルファベットを確認して並びます。

ぼくは「F」だったので後ろの方でした。

早速並んだのはいいものの、スタート地点に辿り着くまで時間がかかります笑
こればかりは仕方ないことです。だって2万人近くいるんですものw

ここでの失敗というと、日陰に隠れてた方が良かったと思いました。
ずっと日にあたっているのは気温が低くてもダメージくらいますね😂

北海道マラソン2024スタート!!

照りつける日差しが強くなる中、スタートの号砲がなり、「パチパチパチ」と拍手が巻き起こります。

とはいえ、スタートまで距離があるのでしばらく歩きました。
その時間は約5分。
グロスタイムにして5分のロスがここで生まれました笑

やっとスタート地点に辿り着き、ぼくの3回目の42.195kmが始まりました。

そんなに普段と同じようなペースで走ることは考えてなくて、2分ほど遅いキロ7分でレースを進めます。

周りに流されぬよう、時計でコントロールしながら。

ここ結構大事なところで、最初ってどんなレースでも速く走っちゃうんです。
環境がそうするのでしょう。

周りを気にせず走るって意外とむずいんだなと客観的に思いました。

開始早々アクシデント!?でもそれで分かったことが。

スタートして3km手前。
突然お手洗いに行きたくなります笑

すぐに尿意は消えるだろうと余裕こいてましたが、あれ?これマジなやつ?wと焦ります。

焦っているとタイミングよく「W.C」の文字が!!

中島公園のお手洗い場を使わせていただきましたー。
ありがとう中島公園。きっと忘れない中島公園。

せかせかとコースに戻ると、目の前に飛び込んできたのはがらーんとした道路。

「アレっ???」と目を丸くしました。

どうやらこの大会はブロックごとに時間をあけてスタートしていたようですね。
なので後続の集団が続いてなかったようです。

がらーんとした大きな道路を一人颯爽に走り抜けました。
この1kmはキロ4分30秒ペースでした。
トップランナーの気分でございましたw

5〜10km

この5kmは6分切るペースで進んでいました。
走り方を変えてたが故、楽に走れてしまってたんですね。

特別、力を使って走っているというより、地面からの反発で前に進んでいるイメージでした。

ここの区間で長いトンネルがあったのですが、そこはサウナでした。
ムシムシしてて汗が蒸発しないので走りにくかったところですが、緩やかな下り坂だったのでスピードは落ちませんでした。

10〜15km

ここでもキロ6分を切っての区間。
嬉しいなと思ったのが、いつもならここで膝が痛くなるんです。

でも今回はそうでなかったのでフォーム改善の効果が出ていると実感しました。

15〜20km

なんと脚にアクシデントなく20km通過!
とんでもない進歩だー!と思いながらハーフ地点へ向かいました。
脚もまだ動きそうだし、行けそう!!
そんなことを思ってました。

20〜25km

そう思っていたのも束の間。

一気にペースダウンします。
この5kmは平均してキロ6分30秒くらい。

なんでかと言いますと、5km以上続く直線なんですよ笑

コースの確認をほとんどしてなくて、どこで折り返しなのかわからなくて体力温存しようとしたんですね。

それがあんまりよくなかったかなーと振り返って思いました苦笑

25〜30km


一気に落ちるかと思えば7分30秒くらいのイーブンでなんとか持ち堪えます。

長い長い一直線ですから精神も削られます。

いつも走る河川敷の道とは大違いだ…と思いました。
ですが、沿道の応援はとても素晴らしかった。

子どもの声や個人的に給水場所を作ってくれる人やじっちゃんばっちゃんの声援がなんとも温かいものでした。

吹奏楽の楽器の音も鼓舞され、背中を押してもらえるなぁと思いました。

30〜35km

さて、ここから地獄をみます!

最大出力で1km8分を切らなくなりました。

これがガス欠ってやつですね。
車でもそうですが、アクセル踏んでるのにガソリンなかったらトロトロと走るか止まります。

そんなイメージでどんなに腕振ろうが、足を動かそうが進む距離は雀の涙のようなもの。

1kmが長く感じてしかたない。

その上、強い日差しも照りついてきます。
体力温存しようとゆっくりめのペースにしたが故に日差しには結構あたっていました。

特に34、35kmはもう歩きでしたのでめちゃくちゃ浴びました。

補給した栄養が脚に行くまで待つしかなかったなぁ。
ここで「兵站」の重要性を改めて知ります。

どの距離でどれくらいの栄養を補給するか?もしくは距離に対する耐性がまだついていないか?次のレースに向けての課題が見えてきた区間でした。

35〜40km

今年2月に行われた大阪マラソンは37kmで棄権。
その看板を超えた時、もうゴールできると思いました。

栄養も届いて走れるようになった区間でありましたが、やっぱり8分がなかなか切れず。

距離への耐性、つまり持久力がほんとないなぁと痛感。
そして歩いたら攣りそうなので止まれず…苦笑

もう地面からの反発が頼りでございました。
ここの区間は緩やかな上りとなってて、距離が伸びるほど高低差は上がってきます。

これの負荷に耐えられなかったかなと思います。

40km〜ゴール


北海道大学を入って真ん中くらいで40kmを迎えました。
木が並んでましたので涼しさはあったなと思います。

ガス欠が再びくるかこないかヒヤヒヤしておりました。

ゴールが近づいてくると応援の声量もどんどん上がっていき、もはや止まるという選択肢は頭にありませんでした。

周りの選手も自然と脚が動いていましたのでこれに元気もらいました。

その声援と環境に支えられ、4年ぶりにフルマラソンを完走することができました。

ゴール後

ゴールした後はすぐに安全なところへ…
後ろからくる人と接触があったら困るので。

ゴールには救護サポーターが待ち構えていて、何かあれば駆けつけるようになってました。

ふらふらと歩いた先にはメダルの受け渡しが!!
純金でできているメダルだそう。

「あざす!!」という気持ちでいただきました。
とても感無量でした。

そのあとは完走者に贈られる「FINISHER」と書かれた大きなタオル。
水。
謎のアルミコップ。
ブドウのアイスバーを続けてもらい、やっと椅子に腰を下ろしました。

じーっとメダルを眺めてました。

まとめ

初めての北海道マラソンでしたが湿度が低いため走りやすいと思いました。
ただ、日中になると気温も上がり日差しが強くなるので暑さ対策は変わらず必要と思いました。

今回の大会は給水場所を多く設置したようでそれに大変救われました。
沿道からの応援はとても温かいもので励まされたし、音楽に楽器の音に鼓舞されました。

20km〜33kmくらいの長い直線は精神力が削られるのでメンタル鍛えておこうと思いました笑

またひとついい大会に巡り会えたなと思います。

ご興味わいたらぜひ参加してみてください^^
来年も参加できたらいいなぁ。

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