見出し画像

エモい偽悪のベイツはアンナに光を見る・下階の住人編

下階のカップルと言えば、アンナとベイツ。
この二人は、常に忍耐忍耐。忍耐と疑惑と愛の連続です。試練が何度降りかかれば良いのでしょう。

ベイツは、エモいキャラクターです。寡黙で伯爵に忠誠心を持ち、ロマンスではエモ過ぎて、「愛する人を傷つけたら、○○す!」くらいのエモさ。深い愛情を持つ人で、華奢なアンナを番犬のように守ってます。

「君がいれば他に何もいらない」を地でいく人。

はい!出ました!陰キャヒーロー。文字通り好きな女を守るために生きる男ベイツ。

自分の人生を諦めていたベイツにアンナは愛と信頼を寄せ、ベイツは、小動物のように華奢で健気なアンナをいつも気遣ってます。

偽悪ヒーローといえば、日本でもキムタクがドラマでいくつか演じてますね。私のキムタクの評価は、マイルド偽悪ヒーローを定着させた事だと思ってます。

話それちゃった

さて、ベイツ。この人物もかなり魅力的に描かれてます。無骨な性格のせいで「偽悪的にみえてしまう」という、ちょっと不利な性格。彼の良さを知ってる人は、アンナと伯爵だけとごくわずか。視聴者も、徐々にベイツのエモさを知る事となる。

ベイツとトーマスはよくやり合ってますね。伯爵から信頼されているベイツ。トーマスは、ベイツにジェらって、メラメラ。2人とも仕事熱心だけど、全く違うタイプでの見せ方です。

そう言えば、友達がベイツ好きって言ってたな。女の人って、傷のある人好きよね。

はっ?

\\傷のある人が好き//

ダウントン、そうとう計算されて作られてる!

モテないから傷つけようと思ったそこの君。傷だけつけてもダメだからね。もう一つセットでしなきゃ。……教えないけど。

しかも健気なアンナを嫌いな人っている?いないよね。この絶妙なキャラクター達がダウントンの人気の理由なんだろう。

視聴者は、二人が嵐の中で身を寄せ合って、幾多の試練を乗り越え、健気に生きる姿を見るのである。

いいなと思ったら応援しよう!