4/26の冥王星逆行開始と、天王星太陽のコンジャンクション は何を意味するのか?
本日、4月26日(日)に冥王星が逆行を開始します。
また、この日は天王星と太陽がコンジャンクション (合)する日でもあります。
天王星と太陽がコンジャンクション する日は1年に1回です。
一方、冥王星は12星座を248年で1周するとても動きの遅い天体なので、
逆行が始まるタイミングや、逆行が巡行に切り替わるタイミングというのは
非常に重要な意味を持っています。
冥王星の逆行が始まるのは山羊座の25度という度数です。
この度数のサビアンシンボルは「東洋の布を扱う商人」
「自分が属する社会、馴染みある生活基盤に異質なものが持ち込まれる」
と言うことを示唆しています。
破壊と再生を司る冥王星がこの度数で逆行開始、ということは、
冥王星によって「異質」がもたらされることで社会基盤が破壊され、
私たちはそれをきっかけに今まで属していた社会に対するこだわりを
捨てなければいけなくなるのだと思います。
一方、天王星と太陽がコンジャンクション する度数は牡牛座の7度。
「サマリアの女」というサビアンシンボルです。
「絶望的な状況で初めて本当の高度な意識が目覚める、最悪の時に最高のものをみつめる」という意味を表します。
冥王星の逆行によって今までの社会構造や、常識、価値観などが破壊されれば、当然社会に属する人々の生活は一変します。
「社会の崩壊」
それはもはや大袈裟な表現ではなくなってきたのです。
人によっては仕事を失ったり、大切な人を失ったり、
そうでなくとも働き方や生活の仕方を変えざるを得なくなったり・・
今まで当たり前にあったものが失われることで、
絶望を体験する人が多くなると思います。
それでも、その絶望的な体験は必ず私たちに新しい視点や出会いをもたらします。
無くなることで自由になることもあります。
心が疲れてしまった時は、風や緑、自然に触れて心を落ち着かせましょう。
そして、必要ならば助けを求めて手を伸ばしましょう。
助けを求めれば、必ず差し伸べられる手が現れます。
冥王星は2020年の10月4日、山羊座の23度で逆行から巡行に戻ります。
この時のサビアンシンボルは「戦争での勇敢さをたたえる2つの賞」
「複数の価値観が存在する、相反する2つの生き方を両立させる、内外どちらの視点も持つ」などの意味を表す度数です。
1つの社会に属するということは、その社会での価値観が前提となって物事を判断する世界に生きるということでもあります。
冥王星によって社会の構造、基盤、常識、といったものが破壊されれば、
人は新しい価値観に出会うきっかけを得ることになります。
これから10月までの間、
誰もが「異質」に遭遇し、それによって当たり前だった物事が破壊され、
それによって新たな「出会い」が始まるのでしょう。
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