Portraits : 23-Sep, 2024 (Part-A)

2024年9月28日 01:46

私自身は写真のみでモノを語ることを好むタイプではあるが、過去の投稿へのインプレッションを見るに、やはりNoteという文章が主役のSNSでは、多少なりとも作文をした方が喜ばれるようだ。
私はフィルムカメラに関して纏まった情報を得ることのできるこのSNSが好きだと感じているし、此処の住人方に自分の記事を読んで貰えることは嬉しく思っている。なればこそ郷に従い、（無理のない範囲で）拙筆を綴らせて頂こうと思う。

この日のスタジオ撮影では、2着の衣装を以下4種類のフィルムで撮影している。

KODAK PROFESSIONAL PORTRA 160
KODAK PROFESSIONAL PORTRA 400
Lomography Color Negative 800
ILFORD XP2 SUPER

PORTRA160については、先日別の撮影で非常に美しくスキントーンが出た体験から積極的に使用をしてみたが、少しでも太陽光が充分でない環境下ではあからさまに色がシアンに転ぶピーキーさを感じた。

対してPORTRA400は、色表現に関してブレが少なく非常に安定している。もちろんISO感度もあるが、プロが挙ってベースのフィルムとして活用する理由がわかる。掲載している写真については、それぞれスキャンデータに対して大なり小なりのデジタル処理をかけている。その際、PORTRA400のデータのコントロールのしやすさは素晴らしいと感じる。

もちろん、PORTRA160（や、その他の特色の強いフィルム）がハマった写真から得られる感動は得難いものではあるし、これからも私がそれを目当てにフィルムを選ぶことは少なくないと思っている。
ただし、今回のように組写真として披露する場合など、今後もPORTRA400を頼りにする機会は益々増えていくように思えるし、そのために私は毎日懸命に労働をしなければならないだろう。