友人の娘さんがゆるい写真部に入ったのでなんかいい感じのカメラを選ぶ話⑩
OLYMPUS E-500 レビュー編
E-500とE-510がそれぞれの出品者から届いた!
さあここからが勝負!
完全未確認ジャンクのE-500の中にバッテリーとメモリーカードが入っていないか?!
バッテリーケース…オープン!
入ってる!
カードスロット…オープン!
入ってるー!!
やっっった! しかもカードはLEXAR professionalの 1GB! 最高のおまけついてきた!
次にレンズの状態を見てみる。
うーん。これはだいぶ汚い。内側のレンズが汚れてるからどうにもならん。しかも商品名でOLYMPUS純正みたいなこと書いてあったのに社外品(sigma)だし。わかってて純正と書いたのか、それともわかってなくてどこからか文章を引っ張ってきてペーストしたのか。後者ならいいのだけど。
ちゃんとした撮影には使えないレベルっぽいけど、動作確認には使えるので次に進むことにする。
E-510のほうから生きたバッテリーとコンパクトフラッシュを取り出す。コンパクトフラッシュはなんと32MBだった。動作確認にしか使えない…けど動作確認を確実に行えるというのが重要で貴重なのだ!
いざ生きたバッテリーをE-500へ
そして、電源…オン!
はいっっったあぁぁぁ!!!
勝った! また僕はジャンク戦争に勝利した!
いや、まて、まだわからない。
電源入っても撮影できないなんてことはよく聞く。
とりあえずなんか撮ってみよう。
シャッターボタンを押す…。
あ、シャッター音カッコいい(文章で表現できん)
写ったぁぁ!
ん?
でもなんか青くない?
おい。ここは水の中か。
オリンパスブルー(あるいはコダックブルー)ってこういうこと…?
いやいやそんなわけない。
あ、そうだE-510で同じように撮ってみようそうしたらわかるはず。
やっぱ全然ちゃうやんけ。
ってかE-510はかなり黄色味(アンバー?)が強いなー
で、同じのをまたE-500で撮ってみる。
アッッッオ!
アオッ!
もう、マイケルになりそう。
なんだこれ、壊れてんのか…?
ここまで来てこの壊れ方はキツイ。電源が入らないとかならまだ頑張りようもあるけど、写りが変というのは逆にちょっとどうしようもない気がする…。
そんな風にがっかりしてたのだが、リセットとか、工場出荷状態とか、そういうのでなんとかなったりしないものかと色々やってるうち、このアオさは色温度設定が極端な数値に設定されていた事が原因だとわかった。
単にホワイトバランスをオートにしたら普通になった。
電池が全くない状態で設定を維持していたのも驚きだが、前のオーナーが何を思ってこの設定にしていたのかも驚きだ。オリンパスブルーという言葉を聞いて、青けりゃ勝ちだとでも思ったのだろうか? そういう事ではないと思うぞ前オーナーよ。まあその結果、僕のとこに安く巡ってきたのならそれもまた有難いけど。
あ、あとダストリダクションってのがついてるはずなのに、ブルブルしないのはおかしいかも? E-510のほうは電源切るたびにブルブルってするので。ダストリダクションは故障してるのかな。
なんにせよ写ってはくれているので、コダックブルーは堪能できるってことだ!
早速撮影テスト!
といきたいところだったのだが、k100dで味をしめたばかりだった僕は、速攻でマウントアダプターを注文していた。(マウントアダプターというのは本来付かない規格のレンズをつけられるようにする部品である)
テストなら汚れたsigmaのレンズでも良かったのかもだけど、また使いたかったのですオールドレンズを!
幸い数日でM42→4/3マウントアダプターが到着。
そこにそう「最初のオールドレンズはこの一本」で、お馴染みの「スーパータクマー55mmf1.8」を装着!
撮ってみた!
いやあ、やっぱ面白いわ。
ちなみに全部編集なし。
正直どの辺がオリンパスブルーっていうのなのかよくわからんけども…
普段ムシばかり撮ってるからかもしれない。もっとこういうスナップを撮っていると体感できるのかも。
でもなんか触れる質感みたいのが強い気はする??
いや知らんけど。
たぶん、レンズのスーパータクマーのほうが面白さとしては目立ってしまってるんだよね。
PENTAX k100dに限らず安く手に入る一眼レフに、スーパータクマーってやっぱ最高の組み合わせかもしれない。
E-510も試してみないとわからないけど、オリンパスEシリーズだって、コダックセンサーに限らず安く手に入ればどの機種でも充分楽しめそう。
またM42のマウントアダプターが結構安いんだわ。(僕のはAmazonで1000円しなかった)
まてよ…
って事は、もしかしてCCDカメラよりオールドレンズが面白い、いや…「CCD一眼レフにオールドレンズ」が正解という事なのでは?!
と、なると他のオールドレンズも試してみないわけにはいかないではないかっ!
と、いうことで僕はオールドレンズ沼へと一歩踏み出して行くのだった。