友人の娘さんがゆるい写真部に入ったのでなんかいい感じのカメラを選ぶ話①
創作仲間と話していて、僕が今欲しいカメラの話をしたのがきっかけだったか
「ひなたさんカメラ詳しいんですね、実は娘が写真部で」
へえーいいですねえ。となったのだが、カメラを持っていないという。その時もうすでに長い夏が終わった頃だった。
「え? 部活入ってもうだいぶたってません? 貸しカメラとかあるんですか?」
聞いてみると、そういうのはとくにないらしい。そもそもカメラなくてもスマホとかでもいいらしい? まあスマホのカメラだってカメラだもんな。
なくてもいいんだけど、せっかくだから娘の興味を伸ばして楽しんでもらいたい。そんなカメラを娘にプレゼントできれば、とおっしゃる。さすが創作者である。ただし…
「安ければ」
そうなのだ、近年のカメラは高い。写真部の活動がスマホで事足りるくらいの世の中なのだ。
スマホによっていわゆるコンデジは絶滅した。今カメラとして売られるからにはスマホを圧倒する機能が要求される。だからそのほとんどがハイエンド機で、初心者がなんとなく買ってもいいかな、と思うような価格ではない。というのは僕の主観だけど、まあ物価高もあってカメラが高いってのはあると思う。
なので
安く。そして、スマホでは味わえない「写真を撮る」と言う行為自体に感動を覚える。そんなポテンシャルを持ったカメラを探索する僕の旅が始まったのである。
友人曰くできれば2万以下、まあモノがよければギリ5万くらいまでなら…という条件だ。