情報分電盤の取り付け&カテ6A配線@神奈川県横浜市ーその❶
ヒツジデンキのnoteを見てお仕事の依頼をしていただきました!
ご覧いただいた記事はこちらです。
施主様曰く、情報分電盤の取り付けをしたいものの、工務店からは「施工できる電気屋さんがいない」と断られてしまったようです。それで、ヒツジデンキにご相談をいただきました。ありがとうございます。
情報分電盤とは?
ご依頼内容は、情報分電盤の取り付けとそれに伴う配線工事などです。
どこのお宅にもある一般の分電盤は、電気の配線が集結しているものですが、情報分電盤はインターネット、電話、テレビの配線などを一つにまとめることができる、弱電系の分電盤です。
情報分電盤を取り付けるメリットは、テレビの分配器やブースター、インターネットのルーターやハブなどが集結している事にあります。万が一トラブルが生じても対処しやすく、インターネット回線の変更や機器のアップグレードもしやすい、そして何よりも家中のテレビの配線やLANケーブルがスッキリまとまってくれるという利点があります。
建築中の下準備
情報分電盤は、新築の家を建てる時に行うのがベストです。既存の家でやれない事はないですが、大規模なリフォーム時ではなければ手間も費用もかかってしまいます。
今回良いタイミングで工事中の現場にお邪魔する段取りを施主様が取り付けて下さいました。
ちょうど電気屋さん(同業者ですが、笑)が配線作業をしている段階だったので、情報分電盤を取り付ける位置に全てのテレビ配線、CD菅(PF菅でした)などの弱電系を指定の場所に集めて下さるようお願いしました。
情報分電盤の取り付け
ついに建築が完了しました。
いよいよ私たちの出番です。
情報分電盤は廊下の奥に取り付ける事になりました。
指定の箇所に配管、配線が埋まっています。
情報分電盤のフタが開いた時に、天井に当たらないようクリアランスを考慮して開口をします。
ボード裏の木下地に合わせて、ビスでしっかりと留めます。
開口から出ているのは、5Cというテレビ線とVVFケーブルという電源線です。
PF菅がかなりの長さ入っていましたので、同じ長さでカットしてボード内に収めます。
今日はここまでです。次回続きを書きます。
おしまい。