自分だけの人生の目的を書き留めておく
ヒツジデス。
書籍や動画などを参考にしながら自分だけの『人生の目的』を言語化できたので、ここに書き留めておくことにしました。生き方に迷ったり、つまづいた時はまたここに立ち返って自分を励ましたいと思います。
[価値観 / 好き / 才能]を言語化
価値観:『感動を言葉にして生きる』
これまでの体験、社会に対する考え、興味惹かれるものから自分の価値観を洗い出し、文章として言語化しました。
『好奇心に従って無条件に行動することで、
常に感動し、自己表現し続ける人生を目指す。
結果として世界と調和し、自分の人生に意義を見出していきたい。』
一言で表すと『感動を言葉にして生きる』
体験①
幼少期から続く家庭内の問題を、友人に知られないよう周りに合わせて生きてきた。
→素直に自己表現できない人間になってしまった。だからこそ、表現活動に興味を持つし、素直な人を好ましく思う。
体験②
バックパッカー、旅行会社の添乗員アルバイト、他複数の転職経験がある。条件面ではなく自分が今心惹かれるかどうかを基準に行動をしてきた。可能性の模索をすることに余念がない。
→条件で行動を縛りたくない。人にも自分にも条件を設けない。無条件で生きていたい。
体験③
映画や小説といった物語や人の人情に触れると否応なく涙が溢れてくる。涙もろい。
→感受性豊かで感動体質。社会に出るとそれが弱さとして受け取られる場面が多く、隠してきた。もっと素直に感動して生きていたい。
社会に対して思うこと
・自分を含め、なぜこんなにも素直に生きられない人が多いのか。
・演じないと受け入れられないのは間違っている。
・合理的な考え方だけが全てじゃない。
・人の活動や好きなものにケチをつけるな。
・可能性を否定する考え方を許せない。
→素直に生きられる世の中を作りたい。可能性を肯定し、感情的に豊かな生活を送れる社会であってほしい。
興味惹かれるもの
・人間ドラマをベースにした映画、小説。
・建築、暮らし
・自然
・古いもの
・美術館
・写真やアートなどの作品とその裏側にある想い
→情緒を感じるもの、非合理なものに惹かれる
好き:『暮らし・自然・芸術』
自然と興味や疑問が湧くものを箇条書きにしてからまとめました。
将来役立つとかお金が稼げるとかではなく、無条件に、自分の内側から湧いてくる純粋な興味を好きなものと定義しています。憧れからくるものは省く。
住宅:建築家や住まい手の工夫やこだわりを自然と探してしまう
古民家:使われている木材や工夫、当時の暮らしに興味が湧く
インテリア:作り手のこだわりや素材感を自然と確かめたくなる
偉人伝、 エッセイ:書き手の体験や考え方に触れることが好き
詩、文学小説:情景描写豊かで素直に感動する
自然、木:触れたり目で見て体感したときに気持ちいいと感じる
アート、芸術:コンセプトや何を思って表現しているのかが気になる。
日本酒、食事:美味しいと感じるものに感動する
スピリチュアル:「全ての物事には意味がある」という考え方に共感をする。
抽象度を上げてまとめると「建築」「自然」「芸術」となりました。
才能:『五感を活かした情景描写』
自然とやってしまうこと、意識せずにできることを才能と定義し、それが発揮できた場面を4つ挙げて箇条書きでまとめました。
情景描写する才能
映画や本を読んで感動してつい泣いてしまう。それを人と分かち合うことで会話を楽しむことがよくある。
一緒に出かけた先で感動を表現した時に、その語彙力を褒められることがよくある。また、その内容を第三者に伝えると相手も興味を持ってくれることが多い。
instaで写真を投稿したりする中に文章を必ず入れるが、それを褒めてもらえることが多い。
人そのものを題材に写真はあまり撮らない。風景の一部という感覚。
五感で物事を体感する才能
日本酒や美味しいご飯を食べた時に思わず表情がほころび、美味しそうにご飯を食べるなあとよく言われる。
自然や風景を前にして、匂いや景色を味わい心からリラックスすることができる。
映画や本を読む中で、頭の中で様々な情景が浮かび、つい感動して涙を流してしまう。
窓から入る明かりや建築の造作、インテリアの素材感などに触れると工夫やこだわり、自然との調和を感じ、感動する。
魅力を発見する才能
建築の工夫やこだわりを発見し、建築士や住まい手の意図を掬い上げることができる。
友人が悩んでいるときにその人の長所に伝えることで本人も気づいていなかった魅力を伝えることがよくある。
転職回数が多くその分面接を何度も実施してきたが、その都度自分の長所を発掘し魅力的な自己PRをすることができた。
美術館や展示会などに行くと、展示の魅力的な部分を絵や作者、コンセプトなど色々な側面から作品を見てその魅力を考えてしまう。
人の感情を大切に扱う才能
五感を素直に表現するので飲みの場やプライベートの場面では相手に受け入れられやすい。カラオケでは熱唱しがち。
相手の言葉や態度に敏感で感情に配慮した話し方をするため、信頼を得ることが多い。
ホスピタリティ高く対応することでアルバイトや営業の仕事で評価を受けてきた。ホテルの接客バイトをした時もアンケートで名指し評価。
一個人に対する配慮はできるが集団になった瞬間、何を優先していいか分からなくなり、身動きが取れなくなる。
“一連の作業の中で“工夫と改善を行う才能
テレアポのトークを電話の中で改善しアポ率向上。社内でトークが共有された経験。
お菓子の袋詰めなどの単純作業で工夫を重ねると1日で人並み以上の作業ができるようになる。
学生時代のアルバイトでマクドナルドをしていたが、接客態度やクルーへの配慮以外にも、作業の最適化に対する能力を買われ、マネージャーを任されていた。
1つの作業だけに集中する場面では時間を忘れて没頭することができる。
上記の才能を組み合わせ、自分だけの強みとして発揮できそうなものはないか考え、以下の内容にまとまりました。
「五感を活かした情景描写をする」
[好き×才能]で【やりたいこと】を言語化
やりたいこと:『“五感を活かした情景描写“ で “建築“を魅力的に表現する』
才能に当てはめて好きなことを考えるとそれが『やりたいこと』になります。才能を発揮できる分野で好きなことを考えるというイメージ。
①「五感を活かした情景描写」という才能を使って
②「"建築"を魅力的に表現する」
僕の場合、好奇心が強いため、好きなものが変わるという現象がよく起こります。しかし才能優位でやりたいことを考えるので好きなものが変わってもここについては代替可能。
例えば好きなものが"ごはん"へ変わったとしても『“五感を活かした情景描写“ で “ごはん”を魅力的に表現する』と言い換えることができます。
文言1つで納得感が変わる
前述の文言に落ち着くまでは「五感を活かした情景描写」で「"建築"の魅力を伝える」でしたが、自分自身あまりしっくりきていませんでした。
あまりにも首を傾げるので少し掘り下げて考えてみると、「伝える」の部分が"人に影響を与えたい"という意図を内包していたからだと気づ区ことができました。
直感もバカになりません。
腑に落ちない時はその違和感をそのままにしないこと。
[価値観×やりたいこと]で【人生の目的】を言語化
人生の目的:「五感を活かした情景描写」で「建築」を魅力的に表現し、「感動」を体感できる人を増やす
やりたいことに自分の価値観を乗せることで、それが社会で活動していく際の【人生の目的】へと昇華します。
その際、「価値観」は「人に届けたい価値」に変換し、その価値を届けることを「使命(ミッション)」として明確にしておく必要があります。
ポイント
価値観(バリュー)と使命(ミッション)の違い。
・価値観とは、自分が価値があると思うこと。
・使命とは、人に届けたい価値を広めること。
ヒツジの価値観: 『感動を言葉して生きる』
人に届けたい価値:『感動を体感できるようになる』
使命: 『感動を体感できる人を増やす』
①価値観に沿って行動していたら
②結果的に人が受け取る価値になる
という流れが理想。つまり自分を満たしてから他者を満たす。
この使命とやりたいことを組み合わせることで「“自分だけの“人生の目的」が完成。
[価値観・才能・好き]が見事に反映された心からやりたいことが出来上がりました。
ここまで言語化するのにノートを3冊潰し、2ヶ月近い日数を費やしました。長かった...
その分、この人生の目的について確信を持つことができるので、これからの活動にも熱が入りそうだなと感じています。
まとめ
「価値観」「好き」「才能」を言語化することで、「やりたいこと」を見つけて【人生の目的】を見出すことができる。
人生の目的が定まれば、社会で生きていくことに確信を持って活動できる。
参考書籍
以下の書籍を参考にしながら自己理解ワークに取り組むことで自分の価値観や才能、好きなことを言語化することができました。
ご興味ある方はぜひ手に取ってみてください。
ノートの使い方はメモの魔力が役に立ったのでおいておきます。
以上、長くなりましたがご覧いただきありがとうございました。
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