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月一回だけのシンプル家計管理 資産・負債編

シンプル家計管理 収支編」の続きです。家計管理は収入や支出だけでなく、資産と負債の管理も重要です。資産と負債をしっかりと管理することで、将来の安心や夢の実現に繋がります。

資産と負債も、仕組み化して毎月一度だけ、月末に記録するのがおすすめです。実際に、私はこの方法で家計管理を行っています。


資産と負債の計画を立てよう

まずは、1年分の資産と負債の計画をざっくりと立てましょう。以下のような表を用意し、月ごとに数字を入力します(数字は例です)。利用するツールは Google spreadsheets がおすすめです。

ポイント
・完璧な数字を目指さず、ざっくりとした目安を設定しましょう
月ごとの資産を想定することで、推移予想が明確になります

このように、一年分の見通しを立てておくと、「どれくらい資産を増やし、負債を減らすか」の目標がはっきりします。最初は大まかで構いません。徐々に実際の数値に合わせて調整していくと良いでしょう。

計画を作る

月末に資産・負債の実績を記録しよう

毎月の終わりに、一度だけ資産と負債の実績を記録することで、現状を把握しましょう。先ほどの表に「今月の実績」を入力します。予算と実績を比較することで、資産の増減や負債の減少具合を確認できます。

ポイント:
・実績を記録することで、目安に対する達成度が分かりやすくなります
・大きく資産が増えた項目や負債が減った場合は、何が影響したかをメモすると良いでしょう

実績を入力する

株価や基準価額を取り込む方法

投資を行っている場合、株価や基準価額をいちいち書き写すのはめんどうですよね。Google spreadsheets では関数でその日の株価を表示させることができます。関数は以下になります。

Appleの株価(ティッカーシンボルを入力)
=GOOGLEFINANCE("AAPL")

ただし、この方法はアメリカの株やETFにしか対応していません。投資信託や日本株の価格を取り込みたい場合は、以下のサイトなどを参考にしてください。

まとめ

家計管理で最も大切なのは続けることです。そこで、「月末に一度だけまとめて記録する」方法は、作業負担を最小限に抑えつつ、生活全体のお金の流れをしっかりと把握できる効果的な方法です。

ぜひ、今回ご紹介したシンプルな資産・負債管理方法を試してみてください。この仕組みを習慣にすれば、無理なく、そして確実に資産と負債の状況をコントロールできるようになります。参考になればうれしいです。

こちらは収支編です。


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