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無料でnoteのアクセス解析はできるのか?

noteはさまざまな用途に対応できる便利なプラットフォームです。有料コンテンツを販売している方であれば、どれだけの人が自分の投稿を読んでいるのかを把握し、収益向上につなげたいと考えることも多いでしょう。また、アクセス数がどの程度あるのか気になるのは、多くのユーザーに共通する悩みかもしれません。

今回は、noteのアクセス解析について調べてみました。


個人ユーザーが使えるのはダッシュボードのみ

noteのダッシュボードでは、記事ごとのデータを細かく確認することができ、どの記事が多くの人に読まれているかが明確になります。アクセス数(ビュー)だけでなく、コメントやスキの数といった反響も把握できます。

ただし、全体ビューは「記事ページと記事がタイムラインなどに表示された回数の合計です」とあるように、フォロワー数が多いとタイムラインに表示される回数も増え、自動的に多くなります。

全体ビューのヘルプ

残念ながら、個人ユーザーがダッシュボード以外のアクセス解析サービスを利用するのは難しそうでした。

法人ユーザーはnote proを契約してアクセス解析を行うことができます。

note pro アナリティクス(β)note pro 月額8.8万円)
note pro オプションのGoogleアナリティクス(月額1.1万円)

note pro アナリティクス(β)

note pro アナリティクス(β)は、投稿した記事のPVや読了率だけでなく、読者の興味関心や参照元まで把握できるようです。期間指定でデータの推移を見られるので、過去の投稿を振り返りながら改善点を見つけるのにも便利そうでした。データを活かして、さらに読者に刺さる記事を書けそうです。

1. 期間を指定して、数値の推移を確認できる
noteのダッシュボードでは、週、月、年、全期間の4パターンの期間指定ができますが、アナリティクスβでは、過去4週間、過去3ヶ月、過去6ヶ月、カスタム期間の指定ができます。「SNS投稿後3日間だけ数値をみたい」「1年前と比較したい」などの使い方ができます。

2. 読了率やスキ率がわかる
記事ごとに読了率やスキ率を見ることができます。
「読了率」は伝えたいことが読者に伝わりきっているか。「スキ率」や「スキ数」はどれくらい読者の気持ちが揺さぶられたのか。これは、届けたい人との関係性ともいえる大事な指標と考えています。

3. 記事の参照元がわかる
記事ごとに参照元を見ることができます。検索経由なのか、メールやSNSの効果なのか、参考にしてみてください。

https://biz.note.com/n/n5d54cb17fa89

note pro オプションのGoogleアナリティクス

Googleアナリティクスは、noteだけでなく複数のメディアを運用している場合に一括で管理できて便利そうです。特に、社内で普段から使い慣れている場合は、レポート作成もスムーズに進められるでしょう。

・note以外にも自社メディアを複数運用しており、一気通貫して分析をしたい
・社内の報告資料を作るために、特定の数値を抽出したい
・ふだんからGoogleアナリティクスを社内で利用しているため、データの種類を揃えたい

https://biz.note.com/n/n5d54cb17fa89

まとめ

noteは多様な用途で使える便利なプラットフォームで、ダッシュボードを活用すれば記事ごとのアクセス数や反響を手軽に把握できます。ただ、個人ユーザーには基本的な機能しか提供されていないため、もう少し高機能なアクセス解析が使えるようになると嬉しいですね。最低限、検索流入数と検索キーワードくらいは把握できるとよさそうかと思いました。

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