
こんな字があるんです!
"わがねる"
この言葉を今までの人生において使った事がある人はほとんどいないのではないでしょうか?
まさにクイズ王決定戦テレビ番組の漢字の問題で出てくるレベルの感じです。
意味は『細長いものを曲げて輪にし、束ねる』という事のようです。
僕が何故、糸ヘンに官の字で”綰”というWordやiphoneでも簡単に出てこない漢字に出会う事が出来たのか?
当方は和紙製の棺のようなものを創っています。
棺のようで棺ではない・・・・・
新しい葬具なのです。
従来の棺は、当然棺という葬具であり、その構成部材も合板を含めて木製品が圧倒的に多いので、きへンに官の字の棺で良いのですが、和紙製なのに
きへんがしっくり来ない・・・・。のと
最も大きい理由は”棺ではない”というコンセプトだからです。
そこで紙という漢字の糸ヘンで何か良い感じは無いか?探していて出会ったのが”綰”でした。
残念ながら漢字の持つ意味が適当ではないようです・・・・
まして棺ではないのですから棺という漢字にと見間違えるほどの綰を使う意味は無いとも言えます。
今は世の中における認知度がほぼゼロという状態なので、タイミングでは無いと思いますが、当方の自灯明や法灯葬の認知度が上がった暁には
当方の大嫌いな
●お葬式
●棺
●葬具
という3つの言葉に新しい提案をしたいと考えています。
葬:ほうむる
棺:死体をいれる箱
葬具:葬る時に必要な道具
どれもこれも当方は大嫌いです。
良くも平気で当たり前のように使うなとさえ思えます。
考えて見れば・・・・
葬儀業界(お寺を含む)からしてみれば
葬という漢字を使い、気味悪い雰囲気を放てば普通の人達は怖いイメージを
持ち、思考停止になり、お葬式も執り行いやすくなるのかもしれませんね。
葬儀がビジネスになったのですから、あながち無いとも思えません。
いつか・・・・
暖かくて優しい表現に変える事が出来るよう明日からも頑張ります!
(有)古島屋 平澤 徹