台風6号直撃の沖縄で学んだこと
2023年7月の終わり、台風6号が発生してすでに沖縄方面に近づいてきていました。
けど、今年の夏は家族で沖縄へ行こうと、5月から計画し、予約をしていたので、迷った挙句強行しました。
出発前に7月の土用期間、特に7月30、31日は「不成就日と凶日が重なる危険な日だから、旅行はおすすめしません。行くなら対策を考えて。」という動画を見ていたので、怖い部分もあったのですが、旅行代金の半額や全額のキャンセル料を払うのは勿体無いし、ここまで夢を膨らませて、旅のしおりも分刻みで作っていましたから、希望を持って出発しました。
台風の影響で風は強いながらも、飛行機は無事に飛んで沖縄那覇空港に着陸。JTO日本トランスオーシャンの機長に感謝!
そしてオリックスレンタカー那覇空港店で車を借りるのですが、なんと空港からシャトルバスで20分のところでした。「空港店」とあるのでよく確認せずに決めてしまったのですが空港外でした。(汗)
沖縄を走っている車はほとんど「わ」「れ」のレンタカーです。まずは2時間ほどかけて美ら海水族館へ。日本いち大きいと言われるジンベイザメや赤や紫黄色など色とりどりの魚や生き物を見て楽しみ、イルカのショーも見ることができました。
20年とか40年の芸歴を持つイルカたちが、器用でダイナミックなショーを繰り広げます。子供だけでなく大人のびしょ濡れイベントも楽しかったです。
そして宿泊先の「星野リゾート BEB5沖縄瀬良垣」
へ。家族と母の5人で泊まるので、2ベッドルームの部屋を探していたところ、ここがヒットしました!
わたしが予約した時は1泊1人9000円朝食付きのファミリールームで、シングルベッドが4台とソファベッド1つ。(枕とシーツ、掛け布団はあります。)
洗面も2台、キッチン、洗濯乾燥機、レンジ、ドライヤー冷蔵庫など充実の設備が揃っていて、とてもシンプルで清潔感のあるお部屋で快適でした。
台風の為外出禁止だったり、長期滞在になったので、広々としたお部屋で過ごせて本当に良かったです。
例え雨や台風でも、ホテル内で楽しめる!と気楽に考えていたのですが、沖縄では去年くらいから台風になると、スーパー水族館、沖縄ワールドなど、何処もかしこも閉館してしまったり、今回のように浸水でエレベーターがとまったり、停電というアクシデントも起こるんだということが分かりました。
雨風が凄すぎて、危険なレベルなんですよねぇ。
身をもって体験しました。
夕食はレストランもクロースなので、スーパーで豚肉と野菜をを買い込み、豚しゃぶをしました。
2泊の予定が、4泊となり、帰れる時に帰らなきゃ、台風がノロノロでまた沖縄に帰ってくることを知り、夫と何時間も台風の進路を見たり、ホテルや飛行機の確保に必死でした。
結局8月4日は4時起きで空港に向かい、混雑の中、キャンセル待ちの手続きをして不安と少しの希望をもって13時間空港で待機。やっと自分たちも飛行機に乗れる事が決まった時には、本当にホッとしました。
また5日6日は空港が閉鎖となったのですから、観光を諦めて飛行機のキャンセル待ちをして正解でした。
飛行機からはまた、虹が見えました。虹を上から見ることができるなんて、とっても素敵。
飛行機からの景色は幻想的で美しく、ゴジラが火を吹いているかのような雲も発見!
今回の台風6号は沖縄の方もこんなの、初めて。と驚いていて、大きさ、暴風雨、9キロというノロノロ、進路も北へ抜けるのかと思ったら、東へ急変更…
冠水や停電土砂崩れなど大きな被害がでました。
レンタカーのかたも「2日間で4、5台の車がグシャグシャになって帰ってきました…。」とおっしゃっていました。そっか、信号も停電で島外の人が台風の中運転すると事故も多いんだ…。
娘は「今度はちょっとでも台風になりそうだったら沖縄旅行はやめよう」と言います。島は孤立しますから、その厳しさがよく分かりました。
美ら海水族館、ハナサキマルシェは楽しかったです。美味しいもの、可愛いお土産もたくさん。
念願の沖縄マンゴー🥭(メロンのような肉質、甘くておいしい。)と沖縄パパイヤ( 甘い!)は食べることができまして。
海も荒れているのに、エメラルド。綺麗なんです。
星野リゾート瀬良垣のスタッフさんも、皆若くて親切で快適また泊まりたいです。星野リゾートもこういうカジュアルなところだと気楽にチョイスできそうです。
大変だった。けどみんな無事で良かった。
まだまだ何万人もの人が足止めされていますね。落ち着いて、楽しめるところは楽しんで、帰ってきて欲しいです。
夜中12時をとっくに過ぎて、帰宅。みんなで重い荷物を置く間も無く、何処からかアゲハ蝶がヒラヒラと飛んできたのには、驚きました。
真夜中にアゲハ⁉️
今夫が、ベランダの窓を開けた時に入ってきたのでしょうか?「おかんが お帰り…って言いにきたのかな。」と夫。
亡くなった義母が「よー帰ったなぁ。」と出迎えてくれたように思えました。