起業後の妊娠・出産~後編~起業後の出産と過去の妊娠・出産での出来事【meg's special blog】
前編では、起業後の妊娠、流産や
新たな挑戦中の妊娠について書いています。
子ども3人の妊娠・出産のときは
会社勤めだったり、会社役員だったり、
それぞれ立場も違っていました。
妊娠期のあるあるかもしれませんが…
その時期には色々な試練?がありました。
後編では、3人それぞれの妊娠・出産について、記事にしました。
もし同じ立場の方にも参考になりましたら幸いです
3人目の妊娠・出産(個人事業主ママ)
妊娠中:自宅安静→切迫早産で入院
子ども2人は安産で出産していましたが、
3人目は今までの調子にはいきませんでした。
安定期頃までは今まで通り
特にトラブルなく過ごしていましたが、
安定期後に全前置胎盤と診断されました。
前置胎盤自体、全分娩の1%弱とか0.5%とかで、かなり確率は低くて
その中でも、赤ちゃんが産まれる子宮の出口を全てを塞いでしまう
全前置胎盤はさらに珍しいようです。
血流の多い胎盤が出口にあるので
突然大量出血をおこすリスクが高く、
帝王切開手術は確定でした。
診断後、自宅安静から1ヶ月半の入院になり、
そのまま帝王切開手術での出産になりました。
個人事業主なので、事業は継続したくて
お客様やスタッフに沢山助けて頂きながら
スマホと郵送で手続きや業務を進めていきました。
具体的な進め方は、また別記事にしたいと思います。
胎動の激しめの赤ちゃんの性格の影響なのか、
やたらと行動的になって、出掛けたくてしょうがなかったです。
自宅安静中はじっとしているのが辛く感じましたが
入院すると、自宅にいる方が遥かに自由でした。
長期入院中の一番の課題は、
24時間付けっぱなしの張り止め薬点滴です。
パソコンのタイピングが
地味に点滴の負担になるのであまり使えず
スタンドで固定したスマホで仕事の連絡をしていました。
点滴薬が漏れては差し替えてを繰り返し、
血管がダメージを受けてどんどん使えなくなりましたが、
なんとか退院日ギリギリまで持ちこたえました。
そして、なんとか10ヶ月を
迎えることができました!
出産:10ヶ月になったその日から兆候が・・・
入院中は、赤ちゃんの心拍モニターで
お腹の張りを毎日計測します。
無自覚に強いお腹の張りの数値が出始め
どんどん点滴薬の量が増えていきました。
そして、10ヶ月になった日の夜に出血しました。
金曜日で、病院の人手が薄い週末を超えるのが危険なので
急遽手術をすることになりました。
朝から手術の準備をして
30分前には、ホラーのような大量出血をして止まらなくなりました。
見たこと無い速度で落ちる張りどめ点滴…
看護師さんも沢山駆けつけてきてくれて、急遽手術室に運ばれました
産婦人科医、麻酔科医、小児科医、沢山の先生が居てくれて
初めての手術に不安もあったものの、
手厚い体制で臨めた安心感もありました。
人生初の帝王切開は
普通に歩行できるまで道のりは長く感じましたが・・・
毎週ごとに回復していき、1ヶ月経つとかなり回復しました!
2人目の妊娠・出産(会社役員の自営業ママ)
妊娠中:出産直前まで夫の新事業立ち上げを手伝う
1人目の育休復帰後、
当時の勤め先に復帰しましたが退職し夫の会社の役員に。
2人目の妊娠・出産の時期は
夫の会社でHP制作の業務をしていました。
事務所も名古屋駅のJPタワーから、名古屋の東区に移転して、
今のメイン事業になっているプログラミング教室のスタート時期でした。
早めに産まれたので、産休に入る出産1週間前くらいの直前まで、
教室のイベントを手伝っていました。
出産:家族4人中3人が入院!?
2人目は、総合病院にある助産師さんだけの施設で
リビングのような部屋のベッドで「いきまない出産」をしました。
2人目の娘の妊娠中は、寂しがりの娘の性格の影響なのか
とにかく1人になるのが不安な時期でした。
そんなときに、家族がまさかの入院三昧に・・・
1、夫が入院
妊娠中に、夫が急遽体調を崩して数日入院しました。
当時2歳の1人目の息子を預けることも出来たんですが・・・
1人になるのが不安で、入院中で一番辛い夫にも過干渉になりそうで
息子と一緒に、お見舞いに行ったり2人で過ごしていました。
まだイヤイヤ期だった息子が、
静かにお見舞いしてくれて驚きと嬉しさがありました。
2、私が入院
娘の出産後の入院。
当時はコロナでの接触規制は無かったので、
ママ同士で話す時間があったり、家族との面会もあり寂しさは少なかったです。
それでも、面会時間が待ち遠しかった記憶があります。
3、新生児の娘が入院
娘と一緒に退院したものの、
黄疸の値が強くて2週間検診後に小児病棟に入院になり、
私も付き添いで入院。
母の食事は出ないので、
毎日病院内のコンビニで3食買い込みの日々でした。
退院後にお茶碗の温かいご飯が嬉しく感じました。
1人目の妊娠・出産(会社勤めの育休ママ)
妊娠中:M&Aでお世話になった社長や上司が退職
最後の会社勤めになったベンチャー企業で
私は当時31歳で、社長や上司は40歳位。
入社間もない私を評価してくれたり、
父が亡くなったとき、結婚、妊娠と
ライフイベントを過ごした私にとって思い入れの強い会社でした。
そして、1人目の妊娠中で産休間際のタイミングに
M&Aで社長や上司が一斉に退任することを知りました。
知った時、頭の整理がつかず
ひとまずコ○イチのカレーを食べにいったものの
モヤモヤが解消しないままでした。
新社長挨拶の日も、目の前の席で大泣きするわ、
挨拶中、お客さんからの電話で移動しようとして転んで病院いくわで
グチャグチャな状況でした。
お世話になった人たちとの別れ。
妊娠中の試練のひとつだったのかなと思います。
出産・育休:管理職→育児漬けのギャップに苦戦
出産後は、はじめての育児に苦戦しました。
自分の育児が合っているのか悩む。
自分の思ったように進まない。
管理職時代は、自分の思ったように
進められていたぶん自信がなくなり
とにかく、働いていた時と同じペースで何かしたくなりました。
なので、育休の時期は
予防接種のバス待ち時間で、企画コンペに応募したり
近隣の区の赤ちゃん広場を息子とめぐり、網羅したりしていました。
振り返ると・・・
喪失感を埋めようと、やたらと意欲的に動いていたのだと思います。
夫の仕事の手伝いをし始めた頃に
夫の友人に
「子育てもしながら、夫を公私ともに支えていてすごいと思う」
と言ってもらえたことがあり、
評価してもらえたことで救われた思いでした。
3人の妊娠・出産を通じて
自分に降りかかる試練は、
解決すべき時にやってきているのかなと思いました。
この記事の前編や、他にもママ関連記事もいろいろありますので
ぜひ読んでみてくださいね!