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TOMIX 京成AE形にTORM室内灯を搭載する
久々にネタができたので。
経緯
AE形には、元々は自作の夕庵式室内灯を搭載していた。
しかし、作製を始めた初期の品で拙い点が見られたため、TORM室内灯への置き換えを実行した。
集電板の加工
TORM室内灯の集電スプリングは幅が狭く、一方の集電板は間隔が広く、そのままではスプリングが集電板に接触しない。
集電板の幅を広げるため、神戸市交の鉄コレにイズムワークスのライトユニットを入れた際に余ったアルミテープを、集電板に巻いた。
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車重増量
この製品は、ボディ長さの割に車重が軽い。
実際に測った結果を以下に示す。
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そのままの重量では接触が悪く、TORM室内灯が碌に点灯しなかったため、トレーラー車のみ増量することにした。
ホームセンター等で購入できる鉛シート(シール付き)を切り出し、ボディマウントスカートの内部に貼り付けた。
1両あたり4g程度の増量で、上記221系と同じか僅かに軽い程度である。
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結果として、電気接触は改善した。
懸案として、M車の重量は不変であるため、登坂力の低下が考えられる。
2.5%までは問題ないことを確認しているが、3%までは余裕がありそうだ。
TORM室内灯本体の加工
課題であった色味の調整について、以下のような加工例を見つけた。
マイクロエース東武20400型、室内灯搭載工事中。
— peld_y (@e231_peld_y) December 15, 2020
いつものTORM.白色。
奥が調光後、手前が未加工。
ポスカうすだいだいをLEDチップ側面に塗り塗り。
白マスキングテープを透明カバー内外に貼り付け。
ペンとテープのハイブリッド調光。
青白くて眩しいの解消。
これも何度目だろう。。。 https://t.co/bbV6VAIGWX pic.twitter.com/uxmZl1Ql57
上記を参考に、ポスターカラーをタミヤのXF-15「フラットフレッシュ」で置き換え、同様の作業を施した。
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今回は以上。
近いうちに、もうひとネタ来ます。