初代Mac ProはEl Capitanの夢を見たか(その参)
※この記事は過去に自分のブログに書いた記事の書き直しです。閉鎖予定のサイトですが、今なお検索からのアクセスがあるので記録のためにこちらに転記します。(2021年3月3日公開の記事)
最終形態まであと一歩
初代Mac ProでEl Capitanを動かすという悲願は達成。ただ動いただけでは意味がないので、使えるレベルに引き上げるためにもう少し手を加えます。
一つ目はグラボの交換。El Capitan環境では画面描画が目で追えるほど(笑)遅かった標準のGeForce 7300GTをRageon HD 5770に交換しました。Windows用を転用したので表示がHD 5000になってしまうのは仕様 (・ω・`)
二つ目はメモリの増設。計8スロットを埋めているメモリから512MBの4枚を抜き取り、4GBモジュールを2枚追加。計16GBにしました。初代Mac Proは2GB×8=最大16GBが公式の情報ですが、ネットの情報では4GB×8=最大32GBまでいけるようで、今回4GBのメモリもきちんと認識されました。
これでProを名乗れるレベルになってきたでしょうか (´ω`)
まだまだ上はあるけどね
初代Mac Proをカリカリチューンするなら、メモリを最大の32GBにしたり、4コアXeon(R)に改装したり、豊富なHDDベイを活用してRAIDを組んだりといった道が残っていますが、これで最終形態にします。用途とコストパフォーマンスを考えるなら、このあたりに落ち着きそう。
メインで使うMacはMacbook Proですが、外出が極端に減った今のご時世ではデスクトップがやはり使いやすいですね。なぜか姿勢が良くなって肩こりも減りますし。
最後に、お約束のTime Machineを設定して完了。頼もしい援軍が加わりました。
備忘録
El Capitanへの登頂
環境設定に昔ほどワクワクしなくなったのは人として枯れてきた兆候かもしれませんが、後日リカバリするかもしれない時のための個人的な備忘録。
グラボがEFI対応のGeForce 8800 GTに差し替えてあるのは内緒 (´ω`)
Macを守るために絶対に忘れてはいけない設定
スリープした時に、Mac Pro (1st Gen.)で採用されているFB-DIMMが焼損しないよう、スリープモードをディープスリープ(ハイバネーション)に設定する。
sudo pmset -a hibernatemode 25
現在のスリープモードを確認する。
pmset -g
やる気を出すため、Ricty Diminishedをインストール
Homebrewを準備する。途中でCommand Line Toolsをインストールするよう言われたら画面表示に従う。
Ricty Diminishedをインストール。caskの使い方が変わっていて少し戸惑った。
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