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地域のみんなでつくる、地域のための場所【Interview vol.2-1】

こんにちは、HITOTOWAの宮本です。第2弾のインタビュー先は、私も週1日勤務している「OSAMPO BASE」です。今回は弊社の社員でもあり、この立ち上げ人でもある青山めぐみさん(ぐめさん)と、OSAMPOスタッフのさっちゃん(以下さ)にインタビューをしました。

地域のみんなでつくった場所

― まずは、ぐめさん(以下ぐ)から、OSAMPO BASEの紹介と特徴を教えていただけますか?

ぐ)浜甲子園は海が近くて空も高くて平坦な歩きやすい道が多い地域です。なので、ウォーキングやジョギングにぴったり!そんな日常のお散歩の止まり木になれるようにと、OSAMPO BASEと名付けて地域のみんなで作ってきました。

― 初めてお店に入った時、手作り感もあるけどパン屋さんのほっと落ち着くあたたかい雰囲気に包まれたのを覚えています。

営業時間は14時半までだし、週3日しか営業していないので、「オーナーの趣味でやってるんでしょ?」と言われることもあります(笑)が、いろんな尺度から「身の丈」を考えつつ、小さく実行していくことを大切にしています。

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― 立上げ前にお店の周辺地域をリサーチした結果ですね。地域や働くスタッフのことを考えた、無理のない運営だと思います。こうして、みんなで作りあげたからこそ感じた、あたたかさだったのかな。

ぐ)開業までは、近隣のパン屋さんからパン作りを教えてもらったのも良い思い出です。あと、近隣の大学生11名が4ヶ月間に亘って、店舗内装の計画から実行まで有志で手伝ってくれたんですよ。実際のDIY作業にはご近所の住民の方も参加してもらって、本当にいろんな方に助けていただきました。

― 立ち上げの段階で、特に印象に残っていることはありますか?

ぐ)そうだな、立ち上げに参加してくれた学生さんが言ってくれた
「学年を超えた繋がりや普段関わることがない街に暮らす人との交流が生まれたことが一番心に残っています。」
って言葉は嬉しかったな。
こんなふうにメディアで取り上げてもらったときにお店との関わりを誰かにシェアしたくなる、そんなお店作りを心がけているんです

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お客様の喜びと驚きを生むメニュー

― 今でも立ち上げに関わってくれた学生さんが、お店に来てくれますよね。思い入れがある場所だから、愛情も溢れてくるんだろうな。一方で、提供しているヴィーガンメニューを目的に来てくださるお客様もいますよね。

さ)全て卵やお肉といった動物性食品を使用しないフードメニューだからね。もちろんお客様に美味しいと感じていただけるもの。そして、見た目にインパクトがあって、視覚的にも食べてみたいと思ってもらえるメニューを考えて、提供しています。

― さっちゃんは、OSAMPO BASEに関わるようになって、ヴィーガン料理を作るようになったんですよね?

ヴィーガン料理を食べたことはあったけど、メニューを考えて作るのは初めてだった。勉強して、試作して、スタッフや常連のお客様からコメントいただいて改善する。そんな繰り返しです。
タルトやフィナンシェなど「本日のおやつ」にも、卵や牛乳を使っていないことに、お客様はいつも驚いてくれるんです。お客様から驚きや喜びといった反応をいただけることが、私の幸せでもあるかな。

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自家製のパンももちろん美味しいのですが、トーストに使っているクリームも店舗のオリジナル。チーズを使っているような味わいのあるペーストで、ヴィ―ガンメニューに大活躍しています。
地域の特徴に寄り添って、地域のみんなでつくったコミュニティカフェ。次回の記事では、これからの挑戦についてインタビューさせていただいています。 ―(後半へつづく)

OSAMPO BASEの公式BASEにて、グラノーラを販売しております。おうち時間の朝食やおやつに、是非お試しください。


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