どうやら皆嫌われるのが怖いみたいだ
明るくて気遣いのできるあの子も、
優しくて相手の立場になれるあのひとも、
嫌われるかもしれない、もしくは
自分を見せたらいけないんじゃないかと思った瞬間、
怖れがふわふわと漂うみたいだ。
黒くて霧状の、煙草の煙よりもかすかなもや。
わたしもだけど、
でも今はね、大丈夫なのになあと思う。
というかどうしたってわたしは好きだから、大丈夫だよ、と根拠もメリットもないことを思う。
素敵なひとたち。
たとえそれで嫌われたとしても、それは相手が決める問題で本人の問題じゃない。
どうにもならない。
途端に弱くなるひとたち。
もちろんわたしも疲れてるときには、それをくらうと落ち込んでしまうけど、余裕があるときは、ただただ勿体ないと思う。
素敵なのに。大丈夫だから。と両手を広げていたい。
ハグ待ちの姿勢。
最近考えるのは、その姿勢でい続けることの難しさもあるけど、どうやって伝えるか、気付いてもらえるか。
伝える必要はないのかしら。
まあ相手にメリットデメリット効用があるかも不明だし、気付いて近寄ってくれたらラッキーくらいに考えておけばいいのかな。