匿名
過去やエピソードの切り売りをして共感を得るのはとてもいい方法だと思う。
応援したくなるし、身近に感じるし、
等身大の人間という感じがする。
だけど私自身はそれをしたくない。
あくまで特定されない範囲の、
ふわっとした現状を紡いで、
思考のプロセスだけを話したい。
だけど難しすぎるときは仕方がない。
オンラインとオフラインが一緒くたになるのが苦手なのかもしれない。
あくまで匿名な場所では、顔のないひととして振る舞いたい。
あるいは別の顔のひととして。
はたしてそれは私なのか、という声がするけれど
間違いなく私の一部で、核心でもある。