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「誰かと暮らすことで自分のことがみえてくる」
先日から募集をはじめた「田舎に暮らすてまえのひととき~TEMAEプログラム~」に早速、お一人の方が参加してくださいました。
初めてのプログラムというのもあり、今日はこの3日間をどんなふうに過ごしたのか、そしてその方と過ごしたひとときから私がどう感じたかをご紹介したいと思います。
【3日間のすごしかた】
事前にDMでどんな過ごし方をしたいかリクエストをもらい、3日間のスケジュールをなんとなく組んでおきます。「なんとなく」なのはひとときについて直接お話しした後にもしかしたらやっぱりここに連れていきたい!だったり、この人とお話しする時間もつのもいいんじゃないなかな!と閃くから。
1日目
到着後、上野尻集落をお散歩。
途中途中、集落の人とこんにちは。みんな熊出るから気を付けるんだよと笑
お散歩コース変更。
夕方、かのせ温泉へ。あつ~い温泉でぽかぽか。
温泉内で新潟の人と馬肉の話に。翌日の夕ご飯はたけはらで馬肉を買おう。
温泉後、かわちやで買い物。ローカルスーパー、土地が変わると打っているものも変わる。さつまいものあたため方、斬新。
夜ご飯はみんなでお鍋をつつきながら。この日は他のゲストさんがいないから3人でのんびり。翌朝、朝焚火するためにはやめに就寝。
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2日目
おはよう。朝露で葉っぱや枝が濡れている。
焚火がなかなかつかない。焚火の仕方を教えるべきが自由にきままにやってみてもらうか悩む。
朝ごはんをたべて再トライ。雄介君が助っ人。焚火もくもく。
一休みして、畑へ。今晩のおかずに、キクイモと落花生を収穫。
今夜は満室。みんなでごはんつくるの楽しみ。
お昼は観音茶屋へ。新そばだからお店は大繁盛。ゆっくりまつ。新そばは感激するほどおいしかった。店主の佐竹さん、「ひとときのお客さんはお客さんって感じしないね。友達みたいな」。誉め言葉うれしい。
午後は自由時間。芸術村にいったり、私は馬肉を買いに。
夕方、ゲストさんがチェックインしはじめる。双子さん。サンマフェスの帰りによってくれたそう。北海道が好き。旅の話、まだ知らぬ北海道がたくさん。
馬肉も新米もキクイモのフライもぺろり。みんなごはんからたべてくれて幸せ。
ADDressのゲストさんも到着。温泉が好きだそう。みんなそれぞれ好きなものの話。たのしいよる。それぞれのタイミングでおやすみなさい。
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3日目
おはよう。焚火に再トライ。双子さんも一緒に手伝ってくれて、3人で焚火に挑戦していた。火がつくころにコーヒー差し入れ。サウナ小屋のデッキで3人がちょこんと座っているのがとてもかわいい。
双子さんが出発。またどこかであえたらいいな。
ADDressゲストさんも出発。温泉めぐり楽しんで。オープンカーってかっこいいね。
3日間の最後に未来の自分へお手紙をかいてもらいました。
封をして、ひとときが預かることに。また来た時に開封しようと。
鳩サブレの缶に手紙をいれるとなんだかタイムカプセルのようだね。
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【一緒に暮らすことでみえてくるものたち】
いかがでしたか? 今回のゲストさんはひとときでこんな過ごした方をしたいながとても具体的だったので、その時間をたっぷりとれるように過ごしかたを考えてみました。
今回、私はゲストさんと過ごす時間のなかで、ここ上野尻の暮らしのいとおしさを再発見できました。参加してくれる方の大切にしているモノコト、感性を通じて自分がみえていなかったことがぼんやりと顔をだしてきたのです。
いろんな宿のスタイルはあれど、一緒に暮らすように過ごすこのひとときだからこそ、皆さんに届けられることがまだまだたくさんあるのかもしれませんね。
気づかせてもらえてありがとうございます。
今回のゲストさんとはまた近いうちに会えるんじゃないかと。再会が今からとても楽しみです。
TEMAEプログラムは年内まで募集をしています。
お一人からでも参加可能です。一緒に暮らすことで今度はどんな景色がみえるのか、どんな経験がうまれるのか探求していきましょう。