巻き戻しから早戻しへ、アクセサリーは?
金胎陶芸アクセサリーブランドhitotoi(ひととい)の犬塚です。
巻き戻しって言葉を知っていますか?知っていたらおっさん、おばさんみたいですよ。
今回は、言葉の移り変わりについてゆるーく語ってみようと思います。
言葉は変わっていく
日本語に限らず言葉はどんどん変わっていきます。代表的な原因は3つあります。
1:流行り廃り
2:考え方が変わった
3:意味が通じなくなった
です。初めに話した巻き戻しは3に入ります。それぞれ詳しく考えてみましょう。
1:流行り廃り
シェー?ナウい?チョベリバ?MK5?じぇじぇ?・・・
当時はみんな?使っていたような言葉も、流行が終わると自然と消えていきますよね。
作り手にとっても流行り廃りは大問題です。一時は栄華を誇っていた商品もあっという間に見向きもされなくなってしまう。
作り手としてはそんなつもりで作ったわけではないのに、はやってしまったために、流行りが終わると余計古く感じられ、持っているのも恥ずかしいものに。
とてもいいものなのに、流行りの言葉のようにこうして消えてしまうこともあります。これは、とても悲しいですよね。
2:考え方が変わった
これは、スチュワーデスやバカ○○カメラといった言葉です。
時代とともに差別的ととらえられるようになったりしたため、別の言葉に変更されたいったものですね。
昔は当たり前だったことが、全体的な流れが変わって今では良くないことになってきたという事は多くありますよね。
昔は飛行機の中でタバコを吸えましたしね。自転車で車道を走っていたらパトカーに「車道走るとと危ないですよー」と言われたこともありました。
そうやって考えると、今、当たり前なことが将来は軽蔑の目で見られることもあるんでしょうね。
「あの人アクセサリーなんてつけてる!野蛮」とか??
私の職業なくなっちゃいますね。
3:意味が通じなくなった
これは、一番初めの巻き戻しが顕著です。何を巻くんですか?って言われちゃいますよね。
そうやって考えると、早戻しって言葉も消えるような気がします。
今はスライダーを触って好きな場所に戻しますよね。そういった動画体験が当たり前になってくれば、早く戻すという言葉自体に違和感が出てきます。単純に戻すってだけですよね。
技術や生活環境が変わると言葉自体が変わるっていうのは、方言のようです。ある地方ではよくある現象をさす言葉が、他の地方ではその現象自体がないため言葉自体がない。そんな感じに似ています。
昔、高校の友人に「ふんごむ」という単語を使ったところ、何それ?と言われました。田んぼなどのぬかるみにはまってしまう、といった感じの意味なんですが、田んぼがほぼない地域に住んでいた友人は知りませんでした。
昔は地域といった違いだったのが、今後は技術による生活環境の変化が言葉を変える大きな要因になってくるんでしょう。方言はもう、住んでいる場所ではなく、暮らしている状態や使っているデバイスによる違いになってくるんでしょうね。
隣に住んでる人と言葉は通じないけど、日本の端に住んでる人とは同じ言葉が使える、みたいなことが起こってくるのではないでしょうか。
文字を打つ?考えれば勝手に表示されるものじゃないの??といった具合でしょうか。
物と言葉
色々と言葉に関して考えてきましたが、私のやっている分野はどうでしょうか?
今のところ、2で話したようにアクセサリーをしていたら野蛮というような、考えの変化は起こりそうもありませんが、その他の変化は起こるかもしれません。
指輪のサイズ表記である号数、これは日本と海外で異なります。これが何か新しい呼び方に統一されれば、号数ってなに?となるでしょう。
もしくは、指輪は勝手に伸びて自分のサイズにぴったり変化する。といったことが当たり前になれば、やはり号数という言葉はなくなります。
言葉の変化は環境の変化です。言葉がどのように変わるかを考えていると、未来がどのように変わるかといったことを考えているみたいで楽しいですね。
いかがでしたでしょうか?言葉自体はどんどん生まれています。私が独自に作った「金胎陶芸」アクセサリーといった言葉も、今はまだ知らない人のほうが多いですが、近い将来、通常の言葉として当たり前に話している未来を想像して頑張っています。
その第一歩としてこの記事を読んだ皆さんにはぜひとも、金胎陶芸アクセサリーを知っていただきたいと思っています。お時間ある時にでもオンラインサイトで見てください!!
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今回は巻き戻しから早戻しへ、そしてその未来とアクセサリーにかかわる言葉について考察してみました。それではまたお会いしましょう。