「いま一緒に生きている冒険」を味わう
2018年12月24日、青山ブックセンターに「いま一緒に生きている冒険」というワンデイフォーラムに参加した。
友人の高橋ライチさんもお誘いしてみたら、興味がある!とのことですぐに申し込んでいた。
ライチさんとわたしは、お互いの研究室を訪ねあうような、分野の近い研究者仲間のようなところがある。一緒に場をひらいたり、おしごとをしたり、遊んだりしている。
当日行ってみたら、なんと前日知り合ったばかりの人や、懐かしい人の顔ぶれがあってうれしかった。
そしてきょうはきょうの出会い。
生きること、働くことの冒険を時間の限り語り合った体験は、心から温まるものだった。
終わってから、この場をライチさんはどんなふうに見た、聴いただろう、と知りたくなり、「リフレクション(ふりかえり)をしませんか?」とお声がけした。ライチさんは、「ぜひ」とふたつ返事な上に、なんとそれを録音してみよう!と提案してくれ、すぐにしてみた。こういう天才的ひらめきと機動力の高さがライチさんらしくて大好きだ。
この録音はとてもとても楽しかった。「よくぞ録りたいと言ってくださった!」とお礼を言うと、ライチさんとしては、リブトビ逆噴射トークライブの影響が大きかったとのことだった。衝動のままにはじめたことがこんなギフトになって返ってくる(しかもけっこうすぐに)というのは、うれしいことだ。
そしてトークして録音して、それを聴きかえしていて、わたしにとってこの場がほんとうに特別だったことにようやく気づいた。わたしの中にあるときも特別だったのだけれど、語り合うことでより愛おしいものになった。
ほんとうに話したり聴いたり鑑賞したり表現したりというのは、なんておもしろいんだろうか。
肝心の音源は、この下の「アフタートーク」にあるので、聴いていただきたい。
もしこのフォーラムに参加した方がいらしたら、わたしたちのアフタートークをどんなふうに聴かれたか、鑑賞の鑑賞のご感想をいただけたらとてもうれしい。
表現は鑑賞によって完成する。
アフタートーク
ライチさんのメモ
参考資料
2015年奈良のフォーラム
ロングインタビュー「せいこの歩いている道」by ライチさん
ゼミ展@ミッドタウンDESIGN HUB
慶應義塾大学SFC 石川初研究室
Eatrip(野村友里さんのお店)
沈没ハウス(ライチさんはコアメンバーだった)
https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/22/chinbotsu-kazoku_a_23465455/
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