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朝の会、帰りの会 3週目のふりかえり
息子と近所の子どもたちのために、オンラインで朝の会・帰りの会をやってみて3週間が経った。記録と学びのシェアを置く。
この会の目的
①子ども同士のつながりをつくること
②子どもの日課をつくること
保護者にとってのよいことは「あれば幸い」。あくまで副次的なものとして扱う。
やろうと決めるまで〜2週目までのふりかえり
こちらの記事にまとめてある。
3週目のふりかえり
・メンバーはほぼ固定。3世帯〜4世帯
・最初は恥ずかしがっていた子も場になじんで、日直に手を挙げてくれたり(親がサポートしながら)、国旗クイズを出してくれたりする。その人ならではの興味関心からのクイズってやっぱり楽しい。他の人とはなぜかかぶらない。
・流れもだいたいこんな感じ。決まっているほうが日直に手を挙げやすい。
朝の会
1. 挨拶「◯月◯日の朝の会をはじめます」
2. 問い「きょうは何をしたいですか?」
3. ラジオ体操
4. クイズまたはお題
5. 挨拶「きょうもよい一日を」
帰りの会
1. 挨拶「◯月◯日の帰りの会をはじめます」
2. 問い「きょうは何をしましたか?」
3. クイズまたはお題
4. 挨拶「きょうもおつかれさまでした。またあした」
・マンネリを避けるために、自分が日直になった日にお題を「今ハマっていることはなんですか?」を出してみたら、そのあとの日に「好きな映画や本はなんですか?」「好きなおやつはなんですか?」「好きな音楽はなんですか?」なども出してくれた日直さんがいた。ちょっと新しい風が入った。
・好きなものを紹介してもらうと、お互いに新しい発見がある。「そういうのが好きなんだ!」「そういうのがあるんだ!」「よく聞くけどそういうものだったんだ!」など。
・物を見せながら紹介するShow & Tell形式はやはり鉄板。
・ご近所情報の交換などもありがたい。
自分でもやってみたいという声
・「聖子さんの取り組みいいですね」「わたしもやってみたい」など、いろんな人が声をかけてくれるようになった。関心の高さを感じる。
・やってみたがうまくいかなかった、やりたいけれど腰が引けているという人もいて、アドバイスを求められた。いくつかポイントになることをここにも挙げてみる。
オンライン朝の会・帰りの会のポイント
・場の目的や手段を保護者と共有し、共感してくれた人に入ってもらう
・最初の1人、2人に声をかける。「こういうのやりたいんだけど一緒にやらない?」
・時間帯と所要時間を決める。日課は時間が短いほうが続く(15分)
・一緒に体を動かすこと(ラジオ体操)、学力や知識経験の差が出にくいアクティビティ(選択式クイズ、好きなもの紹介)
・強制しない。いつからでも、いつまででも、単発でもOK
・子どもでも大人でも、オンラインのコミュニケーションが苦手な人、関心ない人はいるので、断られても気にしない(どんな場でも合う人合わない人がいる)
・子どもも日直を担当する。最初の3日ぐらいは自分がやり、だいたい流れがつかめてきたところで、「やりたい人?」と募る。
・気になることはすぐ相談する
・必要なくなったら解散する
今後に向けて
朝の会・帰りの会については、これまで通り、必要なときまで、必要とされる限りは続けていくつもりでいる。いざというときに頼れるネットワークの一つとしても機能できたらと思う。自分にとっても、メンバーにとっても。
緊急事態宣言が5月31日までに延長になり、学年を限定しての登校なども検討されているようだ。一方で、各家庭での過ごし方は一定の落ち着きを見せているように、わたしの狭い行動範囲からは見える。
ここにも書いたが、我が家は学校に通うことでなんとかぎりぎり保たれていた基礎学力が一気に低下しているため、やはり公教育での学びの保証を求める。また、健やかな人間関係を育む居場所としての学校の機能も、強く必要としている。
朝の会・帰りの会の場を継続しながら、この経験を踏まえていろんな人と対話を重ね、子どもの学び、育ち、親子関係などについても考え、実践していきたいと思っている。