Weekly Review(13/02/2021)
どうも。映画と海外テレビシリーズばかり観ているただの会社員キャサリンです。今年は以下の理由もあり、noteに毎週レビューを残すことにしてみました。
本業の会社員も上のキャリア目指してチャレンジ中。でも映画もドラマも楽しみたいし、その記録は残しておきたい。プライベートでもちょっと色々今後のことを考え始める節目…などなどがありSNSとの距離を置かなければなと昨年末くらいから考えておりまして。いよいよ色々回らなくなってきてしまったので、まずはさよならTwitterというか(笑)※DMは通知オンにしてますので、何かあればお気軽に連絡ください。
ということでさっそく今週のレビューです。初回なので今年に入って観たものという括りで紹介です。観たもの全部は書いてないです。観て、書きたいなと思ったものだけ紹介です。それではさっそく!
映画『ウディ・ハレルソン ロスト・イン・ロンドン』(レンタル)
ウディ・ハレルソンと言えば最近は5Gの件でちょっと残念な感じになってましたが、やっぱり役者さんとしては素晴らしいなと思う一本。劇場公開はされておらず昨年DVDとデジタル配信されています。ウディの身に起きた実際の出来事を、1テイクで撮影。確かライブ放送もされたんじゃなかったかしら…。1テイク風で撮影された映画は色々あれど、本当に1テイクで撮影されたのはやはり珍しい。ストーリーもさることながら次どうするの?みたいなハラハラ感が溜まらず。親友オーウェン・ウィルソンとのお互いのキャリアをディスり合う喧嘩シーンも楽しい。ちょっと変わった映画を観たい方はぜひ。
映画『ヴィランズ』(レンタル)
ビル・スカルツガルドとマイカ・モンローが演じる一生懸命でちょっとお馬鹿なカップルが、強盗してフロリダで人生変えてやるぜぃ~!ヒュー!!って感じで盗んだ車をかっ飛ばしてたらガス欠。道中辿り着いたのは山奥にある何やら怪しげな館。そこで見つけてしまったのは監禁された少女と、奇妙でヤバイ中年夫婦。出てくる全員が悪人なんですが、どこか抜けてて笑う(笑)ビル君はお兄ちゃんもそうですが、コメディ演技が上手いし、マイカ・モンローちゃんもコカインがつがつ鼻につけてドヤ顔したりとものすごい。個人的に、大好きなジェフリー・ドノヴァンの怪演も観れてホクホクでした。
ドキュメンタリーシリーズ『We Are:ブルックリン・セインツ』
全4話構成のドキュメンタリーシリーズ。ブルックリンで市民の手により設立された13歳以下の子どもたちのアメフトチーム、ブルックリン・セインツの1シーズンを追う。ただのアメフト奮闘記だけにはとどまらない、コミュニティとして、教育の機会を得る手段としてのアメフトであることにびっくりしました。ブルックリン・セインツを運営するのは黒人、ヒスパニック系が多く団地に住んでるとても裕福とは言えない人達。大学に行くためには奨学金が必要で、だからアメフトはそのための手段だと言い切る切実さ。でも、ただアメフトが上手くなるようにだけではなく、人生の学びの場として全力でサポートするグワラ監督に涙…。アメリカの労働階級の一つの姿を知る上でも必見です。
ドキュメンタリーシリーズ『アメリカと私 公立校の実態に迫る』(Amazonプライムチャンネル:Starzplay)
年始に去年のいろんなメディアのPodcastベスト10でランクインしていたこちらのPodcastを聞いて、アメリカの人種差別問題についてまだまだ全然わかってないなと衝撃を受けまして(ちなみにこのPodcastはアダム・マッケイが映像化するそうです)
それ以来、アメリカの教育にとても興味を持っており本作も鑑賞。様々な人種の子どもが通う公立高校で、子どもたちや教師たちが向き合う課題について捉えています。黒人の子どもは成績が良くなく、その背景には経済格差や家庭環境などがあったり…。製作にはオバマ前大統領が年間ベストにも選んだ映画『行き止まりの世界に生まれて』のビン・リュー監督も参加してます。必見。
テレビシリーズ『あなたの知らない卑語の歴史』
ニコラス・ケイジが案内役となり、F*ckやBi*chなどの歴史を若手人気コメディアンと専門家を交え20分くらいで改めて整理してみる番組。もう企画段階から絶対勝利してるやつだし、ニコラス・ケイジ呼んだの偉すぎるし、これは誰が作ったのか!?と思ったら安定のFunny or Die!いい仕事しますね。それぞれの言葉は本当にいろんな意味があり、ネイティブでも実はその起源については知らなかったりするのも面白い。これを見ておくと映画を観る時に深みが増しそう。とても楽しい番組でした。
ドキュメンタリーシリーズ『都市を歩くようにーフラン・レボウィッツの視点ー』
恥ずかしながら私はこのフラン・レボウィッツさんという作家を全く知らずでして、この作品を観て初めて知りました。皮肉で直球にマシンガントークで物事を語る姿が清々しく楽しかった。マーティン・スコセッシ監督が全話監督してるんですけども、音楽から何から本当に良くて。こういう心落ち着かせられる番組待ってました!と言う感じ。あと、スコセッシ監督がフランの話を聞きながら、ぶっひゃっひゃ!って笑うのがとてもかわいい(笑)
映画『スポンティニアス』
『荒野にて』のチャーリー・プラマーと『13の理由』のキャサリン・ラングフォードが贈る青春ストーリー。小説の映画化だそうで。ある高校で突然何の前触れもなく生徒が爆発する事件が多発。自分がいつ爆発して死ぬかわからない中、今を生きること、高校3年と言う人生のターニングポイント、そして恋とSF要素がある中で良すぎるくらいに青春要素入れてきていて非常に上手いつくり。またチャーリーとキャサリンの演技がいいんだ。一見見た目からすると合わなさそうな2人が、共通の話題でぎゅんと距離を縮めて、なくてはならない存在なるまでの話はキュンキュン。チャーリー君はもうパーティとか行っちゃう年頃なんだなと何となく寂しくもなりました(誰)
映画『ホテル・アルテミス』(レンタル)
ジョディ・フォスター、スターリング・K・ブラウン、ブライアン・タイリー=ヘンリー、ソフィア・ブテラ、チャーリー・デイ、デイヴ・バウティスタ、ジェフ・ゴールドブラム、ザッカリー・クイント、ジェニー・スレイト…もうどれだけいい俳優出てるのよ、と言わんばかりの豪華キャスト共演。2028年近未来のロサンゼルスは暴動が多発し荒廃、そんな中犯罪者用の闇病院『ホテル・アルテミス』を舞台にしたアクションサスペンス。医者のジョディ・フォスターがめちゃくちゃいいし、物語の舞台設定も良いだけにストーリー展開はちょっと今一つ。ドラマで長い尺でやってくれたらよかったのにな~~と。世界観はバッチリなだけに。
映画『エディとコークマン~バッドトリップ・イン・パリ~』
フランス発、ヤクの売人エディとコークマンのハチャメチャコメディ。もうとにかくハチャメチャ。往年のジェームズ・フランコとセス・ローゲンのコメディを思い出すし、一部描写はそれ以上に狂っててとても良い。突然使われる日本語の某CMとか意味不明だし、コークマンずっとブリーフ一丁だし、もうなんなのよこの映画というのが1時間半続く(笑)ちょこちょこ人種差別描写がさらりと登場し、フランスでも黒人や中東系の人達の生きづらさがあるんだなと…。でも大半はヤクで稼ぐぜウェーーーーイ!って感じの映画で、久しぶりにこういうR18映画を観れてホクホク(笑)コメディは楽しい。
映画『向かいの窓』(YouTubeで無料配信中)
アカデミー賞短編映画賞を受賞した映画がYouTubeで無料公開されており、しれっとYouTubeがサジェストしてくれたので鑑賞(グッジョブやでYouTube)。ある日向かいの家の若いカップルの情事を観てしまった女性が、その後もそのカップルのことをちょいちょいのぞき見。若さがうらやましいのか…なぜだか気にかけてしまう。という物語の導入から終わりの切ない感じがたまらなく良い映画でしたね…。隣の芝生は青く見えるなんて言いますけども、自分の幸せはすぐそこにありすぎて見えにくいのかもなんて思いました。英語字幕ありますので、観れる方はぜひ。必見。
ということで、何かほかにも色々観てはいるんですが、書くのちょっと疲れたので今週はいったんこの辺で(笑)ということでまた次回~~