2017年観た新作映画全部感想書きました【SF・アクション編】
どうも、リアルな生活のとある界隈でも
キャサリンと呼ばれている者です。
最初に好きになった女優が
キャサリン・ゼタ=ジョーンズだからそう呼ばれてます。
さて、早いものでもう2017年も終わろうとしておりまして。
今年は10年ぶりに洋画沼に帰還した、
いやむしろ、10年前の大学生の時は
沼というより水溜り程度のハマり具合だったので
32歳にして人生で最大規模に洋画にハマってしまってます。
お金をかけ始めてからが趣味というなれば、
お金を持つということはこういうことですね。
ということで、
なんやかんやで63本も新作映画を観てしまっております。
Twitterも本格的に映画に特化して使い出したのは
今年の春からで。
何やら年間ベストを決めるのが沼に生息する皆様の慣習であることを察知。
では、私も僭越ながらと、選別作業を
シコシコしてたら、ふとこう思ったわけです。
ベストだろうがベストじゃなかろうが
みんな違ってみんないい映画ばっかりやんか。
ナンバーワンじゃなくてオンリーワンや。
スマップや。
ってなりまして、
スマップのようにみんなに愛される作品もあるからこそ
どうせなら観た新作映画全部感想書いて
誰かの映画ライフの足しになればなと思った次第。
ということでジャンル別に
一言二言感想を全部書きました。
まだ観たことない作品との出会いになれば幸いです。
1. ドクター・ストレンジ
とりあえず観終わったらあの構えをしてしまう
あの構えとはこちら。
手をウネウネしてしまいます。
マーベル映画の中でも異色の
ドラゴンボール的に修行して魔術手に入れるストーリー。
オラオラ系天才外科医の主人公が
自分の不注意からの事故で両腕をダメにしてしまい。
なんとか復活を遂げるべく辿り着いた先で
お前みたいな傲慢な奴は出直してこい
くらいにあしらわれて、
それでも力を手にするべく自分を変えていく姿が
心に刺さる。
サスペンス風味の話も深くて
大人向けマーベル映画。
個人的にはアメリカ英語のベネ様もいとをかし。
2. マグニフィセント・セブン
お胸が、気になります。
この人たち相当楽しんで撮影したな。
と感じまくる、漢達の血と汗と義理人情映画。
とにかく、クリス・プラットがかっこよすぎて
映画館で観ながら泡吹くかと思いました。
あとは、注目若手女優ヘイリー・ベネットさんの
お胸がこぼれやしないかハラハラしたし
こんなに可愛い未亡人さんがムサイ漢達の中にいたら
襲われやしないかとハラハラしました。
実際みんなジェントルメンなので大丈夫なのでした。
3. キングコング:髑髏島の巨人
どんなにバトルしても乱れぬトムヒ先輩の御髪
私、ゴジラ然り、
怪獣系はあまりハマったことがなく
こちらも映画としては思ったほどハマれなかったのですが
なにせ、俳優さん達は皆素晴らしかったですね。
特に、トム・ヒドルストンがカッコ良すぎた。
こんな人に守られたいし
サバイバルするべくチーム分けるぜ!って展開になったら
なんとかしてトムヒ先輩と同じチームになるな私だったらとか考えましたね。
4. ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー リミックス
ガーディアンズオブザギャラクシーは実家
これ、どなたかがツイートしてて、まさにだなと。
実家感凄いんです。
こたつでホッとする感じのあったかさ。
本作は前作を観てこそではあるので、
ぜひまだ観たことない方は前作を観て欲しいです。
私は初めて観たマーベル映画がこれの前作で。
めちゃくちゃハマってしまった思い出があります。
アメコミ初心者にオススメのシリーズ。
5. メッセージ
★年間ベスト 次点★
今年映画館で観なかったことを後悔した映画ナンバーワンです。
地球に突如やってきた未確認生物と
コンタクトを取るべくヘッドハントされた(というかもはや拉致された)
言語学者の主人公の物語。
人はわからないから不安になるんですよね。
不安を取り除くには、わからないといけない。
その、わかるまでのステップで
この作品が伝えようとするのは
愛があればとかそういう事だけではなくて
お互いの幸せの妥結点を見つけるために
全力でその時にできる限り向き合うってことかも。
SFとしても面白いし、ドラマ映画としても素晴らしかった。
6. バットバディ!私と彼の暗殺デート
はい、推しはいつも尊いですね!
心が移り気な私ですが、
俳優サム・ロックウェルは長きに渡って大好きでして。
つまり推し俳優な訳です。
そんな彼が出てるなら観ないわけにはいかないと
観たらば最高にサム・ロックウェルでした。
サイコでウィットに富んでて、
ちょいちょい洒落てて、でも三枚目キャラキープする感じがもう大好きです。
尊い。
7. ローガン
少なくとも前作は観よう
Twitterで話題になってたので観に行ったのですが
X-MENの過去作はある程度見るべきでした。
全く予備知識入れてなかったので、
ミュータント...?
っていう根本的な設定の不理解が仇となって勿体無いことをしました。
アメコミに詳しいみなさまの
前作観なくても充分面白い
発言は今後真に受けないことにしようと思います笑
とはいえ、ロードムービとしても面白く
アクションシーンも見応え充分。
老いに抗い次の世代へ託すその姿にズンと胸にくるものがありました。
8. ジョン・ウィック チャプター2
★今年の映画 第4位★
これだけは言わせてください。
観た人はわかると思いますが
ジョン・ウィックは笑う映画です。
拳突き上げてツッコミ入れながら観たい映画。
そんなとこで戦う?笑
その戦い方あり?笑
何その裏社会設定?笑
全てがツボすぎて全てが大好きすぎて
もう堪らなかったんです。とにかく観てください。
それしか言えない。全ては
だってジョン・ウィックだから。
9. スパイダーマン ホームカミング
ベスト・オブ・ヴィラン賞
スパイダーマンシリーズあり過ぎて
わけわからなくなっていた私でしたが
結果的に今までのスパイダーマンの中で
本作が1番好きです。しかも何が好きかって
マイケル・”ギラつき”・キートンの
徹底した悪役(ヴィラン)ぶりが最高でした。
中小企業の社長として家族を支えてる反面
支え方が不遇なのがまた切ない...
戦う理由の背景が彼のエゴだけじゃないのが
すごく良くて心がかき乱されましたね。
まあ、悪いことしてるんですけど、
そこに至ったのにはワケがあって、
それが庶民向けなのでとても身につまされたりするワケなんですよね。
キートン...がんばれ、でも悪さはいかん。
っていう複雑な気持ちをアメコミで感じるなんて
思いませんでした。
10. ワンダーウーマン
★今年の映画 第1位★
観終わった後涙流しながら放心状態でした。
私が今1番観たい映画をありがとう
パティ・ジェンキンス監督...
ちょうど日々過ごしてたら
女性蔑視的な人に遭遇してしまっていた時期で
本当に心の支えとなった思い出の作品です。
ヒーローになりたいわけではないけれど、
自信を持っていいんだという事
そこに居ていいんだよと抱きしめてもらえたような
安心感ももらえる内容で。
片意地張って無理やりサバイバルするより
認め合える人と過ごしていこうと思いました。
はーーーーもう、思い出すだけで泣いちゃう。
11. アトミック・ブロンド
もう新しいボンドはセロン姐さんで行こうよ
とにかく、カッコいいんですよ。
そしておしゃれだし。
性別関係なくセロン姐さんに惚れるんじゃないでしょうか。
ストーリーはちょっとややこしいものの、
まあ、いいかとなるくらいの見応えあるアクションシーンの数々。
愛すべき映画。
あと、イギリス英語のアクセントは
やっぱり萌えてしまいますね。
12. ブレードランナー2049
★年間ベスト 次点★
本作を観るために事前に過去作と
関連作品全部を観て臨みまして。
世界観や哲学的な語りが非常に好きです。
人とレプリカントを分かつものということを超え
心の奥底の
『生きる』という
何とも深くて
捉えにくくて、
でも確かにそこにふつふつと存在するものに対する
1つの答え的な作品。
色の使い方も印象的で、
緊張感走る、いい意味で居心地の悪い世界観の中で
唯一安心できるシーンがとある
水々しい緑色のシーン。
そこに、何か命への問いがあるような気がしてならないなと思って早2ヶ月くらい経ちました(笑)
13. マイティーソー バトルロイヤル
大作になってもやること同じ過ぎて好き!
私の中でマーベル映画の中でも
マイティーソーシリーズはいつも下位争い。
でも、本作は見事それをついに打ち破りましたよ。
なぜなら
私の心のアイドル
タイカ・ワイティティ監督(手前の人)作品だからです。
タイカ監督といえば、
この、シュール過ぎる、
ヴァンパイアの生活を密着取材した
ドキュメンタリー調の映画を作った人で。
これがむちゃくちゃ面白いんです。
無駄にリアルで無駄に胸熱で本当にヴァンパイアが
人間社会で生きてる感じで(笑)
シチュエーションで笑わせてくるのが最高なんですが、
それを今回の大作映画でも全く同じことをやってのけてくれてて。
普通、インディ映画の監督さんが大作撮ると
遠くへ行ってしまった感
が否めないのですけど、タイカ監督は
あれ?意外とすぐそこに居た(笑)
ってなるくらいやってること同じで感激しました。
首尾一貫して
楽しい、笑顔になる映画作りをしてて感心。
マイティーソーは前作を見てた方がいいので、
もしよろしければシェアハウスウィズヴァンパイアから
観るのもいいかもです。
14. ヒットマンズボディガード
ライアン・レイノルズか大泉洋か
この映画見て、ライアン・レイノルズの
既視感は何だろな〜とずっと思ってた疑問が晴れました。
水曜どうでしょうのボヤく大泉洋です。
だから私はレイノルズ氏が大好きなわけですねー。
本作もなんだかんだで
なぜか凄腕殺し屋(サミュエル・L・ジャクソン)の
ボディガードをする羽目になった
レイノルズ氏がとにかくボヤく。
まくし立てるかのようにボヤく。
これが痛快で面白い上に
アクションが凄すぎて後半は
これをアクションコメディでやる??
っていうくらいの贅沢ぶりでした。大好き。
15. ブライト
高校2年でエルフ語を習う世界
批評サイトではボロクソに言われてますが
私は大好きです。
部類で言えば
何だかわからないけど好きなのは何で?笑
っていう感じです。要所要所で
好きやわ〜
を連発しながら観ました。
警察バディものにロードオブザリングの要素をいれた
異色の作品。
これがNetflixから配信されたってことも含めて
私は好きです。
細かい設定を色々妄想してしまう。
16. ホイールマン
隠れたNetflixの秀作では。
これNetflix入ってたら皆さん観て欲しいよ!
影薄いですけど。
イマイチ宣伝もされませんでしたけど。
運び屋のおじさんが引き受けたとある仕事。
実はそれには裏があって....
っていうところから繰り広げられる
7割くらい車内で展開されるサスペンスカーアクション。
おじさん目線で
一体何がどうなってるんだ!!
って、ハラハラ緊張しつつ
事態をいかに切り抜けるかを
めちゃくちゃ考えながら観ちゃいました。
面白いのは撮り方。
カーアクション映画なのに
車がカッコよく撮られてない。
というか、車の全体像がそもそもあまり映らない(笑)
エンジン音で聞かせ、魅せる。
その作り方が凄いんです。みんな観て。
17. オクジャ
これ、Netflixのみでやる贅沢さよ。
宮崎駿をゴリゴリの社会派にした感じ?とか言ったら怒られるかな。
こういう感じの、動物の話って
あまりハマったことがないんですけども
これはとても良かった。
何が良かったって
単なる御涙頂戴系じゃなく
ゴリゴリの社会派風刺映画だったこと。
ベンチマークにしてるバイオ企業があるとのこと。
これ、SF要素以外あり得る話だし
なんならそのSFも今なら実現可能、
いやもう実現されてるのでは?と思います。
しかも、単純にそのバイオ企業が悪いとも言えない
社会への問題提起として機能する凄い映画でした。
かなり考えさせられました。
おし!全部語った!!
次は【音楽・コメディ・アニメ編】です!!