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Weekly Reviews(01/05/2021)

どうも。海外テレビシリーズと映画ばかり観てるただの会社員キャサリンです。もうウィークリーとは程遠い更新頻度でお送りしているこちらのnoteですが、今後も気まぐれで更新していきたいと思っております。今週はアクション作品やや多め。色々観た中でこれは書いておこうかな~という作品をピックアップしてます。趣味ライフのおともに良ければ。


『モルモン教徒殺人事件』(Netflix)

アメリカのユタ州と言えば、モルモン教徒っていう知識はアメリカのエンタメに触れると必ず辿り着く知識の一つ。このドキュメンタリーは、そのモルモン教徒の中心地ユタ州で1985年に起きた殺人事件を振り返りながら、何を持って信仰と呼ぶのか、敬虔な教徒であることが何を意味するんだろうか…的なことまで焦点を当てています。結構しんどいです。事件の真相もそうですが、人が何を信じるかでこんなにも歪んでしまうんだなと言うことを思い知らされたというか。熱狂とその歪みと言うか。話数も少ないのでぜひ見てほしい一作品です。


『クエスト・オブ・キング 魔法使いと4人の騎士』(Disney+)

私の大好きなエドガー・ライト監督が数年前にTwitterでえらく宣伝していた作品。そういえばまだ観てなかったな~と思っていたところDisney+に来たので視聴しまして。これはね~~~いいですよ~~~。ちょうどいい映画!金曜ロードショーとかで気軽に観れる感じの映画というか。小学校の図書館に置いてあるキッズ向けファンタジー小説っぽい感じ。シングルマザーの過程で育ち、離れて暮らす父からもらった「アーサー王と円卓の騎士」を大事にしている主人公。そんな彼が、世界を救うため、父を探すために旅にでるストーリーはザ・王道ながら、今の分断された世の中を反映したりもしてて秀逸。個人的には魔法使いのマーリンがとってもキュートで好きだったな~。これは劇場公開してもよかったのでは?と思う隠れた秀作でした。


『ザ・サーペント』(Netflix)

1970年代に実際に起きた事件をもとに映像化したクライムサスペンスドラマ。東南アジアで欧米出身のヒッピーたちが不審死で見つかる事件が相次ぎ、その事件の中心人物として浮き上がるジャルル・ソブラジ…彼が凄い怖いのですよ…。一見いい人そうだけど、サイコっぷりが凄い。演じるタハール・ラヒムはこれでエミー賞ノミーネートされないかしらと思うすばらしさです。やっぱりBBC系のドラマはほんと面白いですよね。最後まで見逃せずイッキ見しちゃいました。

『パーム・スプリングス』(劇場鑑賞)

休みが基本合わない相方さんと久しぶり映画に行って観てきたのがこちら。近年ループものって色々出てまして、もうさすがにネタ切れするんじゃない?と思っておりましたがそんなこと全くなく。めちゃくちゃ良かったですね。あることをきっかけに、彼女の友人の結婚式の日をループし続ける男性と、彼と結婚式で出会い後をおって同じようにループする羽目になった女性。どうあがいてもループから逃れられないことを知り、とにかく繰り返す日々を楽しもうとする姿と、代わり映えしないクソな毎日の中で大切なものって…というストーリーラインがとっても良かった。無限に繰り返すという絶望とその尊さ、両方に正解がある感じも◎良い映画を観ました。

『街の上で』(劇場鑑賞)

邦画ってほとんど見ないんですけどね、相方さんからオススメされたら必ず観るようにしてまして。今月はこちらを鑑賞。いや~~面白かった。邦画特有の演技してるっぽさみたいなのが最初気になりはするものの、気づいたら下北沢に生きる普通の人達が愛らしくてたまらなくなってしまった。主人公荒川君の不器用さが愛おしい。群像劇として観ていてホクホクしちゃいました。終盤は『ラブ・アゲイン』を彷彿とさせるまさかの爆笑展開もあり、映画館では声を出して笑う人続出でした。それと、成田凌くんってかっこいいですね。ダルっとした格好の時めちゃくちゃ好みだ…。覚えとこう。

『ショートターム』(Amazonプライムビデオ:現在配信終了)

今はもう配信終了しちゃいましたが、きっとまたどこかの配信サービスで復活するだろうな~と思いこのタイミングで書いておきます。10代の若者を短期間保護する施設での人間ドラマ。この映画自体も凄いんですが、関わる人達が今を時めくスターばかりなのも凄くてですね。主演は『キャプテンマーベル』のブリー・ラーソン、脇を固めるのは『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』のケイトリン・ディーヴァー、『ニュースルーム』『モダン・ラブ』のジョン・ギャラガー・Jr、『ボヘミアン・ラプソディー』のラミ・マレク、『アトランタ』のラキース・スタンフィールド(この時はキース・スタンフィールド名義)、『ブルックリン‐ナイン・ナイン』ステファニー・ベアトリス、監督は今年のマーベル最新作『シャン・チー/テンリングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットン…。錚々たるメンツの原点とでもいうべきインディー映画です。育った環境で心に傷を負った人たちの今を生きる物語は涙したり勇気を貰ったり。凄くいい映画なのでぜひ。



『ファルコン&ウィンターソルジャー』(Disney+)

いやはや最高でしたねこれは。マーベル観てない人にとっては何を言ってもネタバレになってしまいますのであまり深いことは書けませんけども…。MCU作品をずーっと追ってきた人にとっては、もう涙なしには観れないラスト2話…!6話と言う海外ドラマとしては少ない話数の中でも、しっかりとまとめてくるのはさすがマーベルというか。映画並みにVFXたアクションにお金かけてるな~と感じるクオリティにも脱帽。個人的に、MCUではそこまで思い入れ深くないキャラだったファルコンとウィンターソルジャーが本作でめちゃくちゃ大好きになりました。バディものとしても楽しめて最高だった。

『インビンシブル』(Amazonプライムビデオ)

サムネイルに選んでいるということは、そう。今週のイチオシ作品はこちらです。なんとなーくポスターとかもピンと来なくて、面白いんかしら?と思って見くびってたところ、観てびっくり。海外での評価が高いことも納得の新しいヒーロー物語・・・!シーズン3まで更新されることが先日発表されたばかりの今注目の人気作品。異星人でありスーパーヒーローの父を持つ主人公のマークはある日ついにヒーローの力が覚醒。父に手ほどきを受けながらヒーローとして経験を積んだり、一方で学校ではガールフレンドとの関係に悩んだり、ストーリーラインとしては王道。その中で、とにかく容赦ないゴア描写で残酷なヒーローの戦闘を描き、ヒーローとして生きることの意味も問いただす仕様に唸りますね。シーズン1の最大の謎が明かされるまで、そしてその後の流れももう最高。凄いもの来たねこれはと言う感じです。

『21ブリッジ』(劇場鑑賞)

チャドウィック・ボーズマンの最新作品を映画館で観るのはこれが最後なのかと思うとそれだけで泣けてきちゃう…。今回はニューヨークで正義感の強い刑事を演じ、麻薬取締判と共に警察官を殺害した強盗犯を追うチャドウィックとにかくかっこいい…。プロデューサーとしても関わり、共演女優さんのギャラが少ないことを知ったチャド自身がポケットマネーで補填したストーリーも話題でしたよね。90分と言うタイトな中で、アクションの見せ場アリ、ストーリーの見せ場あり、見ごたえ十分なサスペンスアクションでした。強盗演じるテイラー・キッチュとステファン・ジェームズもとってもよかったな。続編観たいくらいの作品でした。


『ウィズアウト・リモース』(Amazonプライムビデオ)

待ちに待ってた『暗黒街』『ボーダーライン2』のステファノ・ソッリマ監督最新作。その上脚本はテイラー・シェリダンで主演はMBJなもんだから完全に私得作品でしかないのでさっそく視聴。ネイビーシールズから引退し民間警備会社に勤める予定の主人公ジョンの妻がある日何者かに殺されてしまう。その復讐に燃えるジョンの屈強さとクレイジーさは、さすがトム・クランシー原作だな~と。(と言っても、ジャック・ライアンくらいしか知らないけど…笑)ドラマ部分がちょっとダルイな…と思うシーンはあれど、容赦ない無慈悲な戦闘シーンはさすがステファノ・ソッリマ監督。続編があったりしたら嬉しいな~~~こういうMBJもっと観たいな~。


ということで、今回は以上~また次回~



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キャサリン
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