大型くす玉製作日記 Vol.22
大忙しです。
PM15:45
よし、最終デモのため1階へくす玉を抱え下ろすぞ。紐を二階から垂らして、作業しているとまた猫達が大騒ぎでとても困る。
しかも2人が帰宅して来た物音が聞こえる。やばい、作業中止して二階へくす玉を持ち上げなければ。慌てて運ぼうとしたら、階段の手すりにくす玉吊り下げ用のビニール紐が引っかかり、階段途中で盛大にくす玉が開いて中身が全部溢れる。ブチキレてる場合ではないので全てを拾い、とりあえず突っ込み二階の部屋の端っこへ寄せて新聞紙を覆い、周囲の風景に紛れ込ませる(全く隠れていないが)。
同時に屋上の洗濯ものを取り込まなければならない。なぜならば、夕方の手伝いの一環として、奴が母親に取ってこいと言われて登ってくる可能性が極めて高い。超あわてて洗濯物を取り込んでいたら、2人が帰宅。
そして、予想通り玄関から屋上へ彼が直行して来たから(日頃こんな素直には行動はしない)超焦る。私は二階へ降りて平素を装う。「父ちゃん、あのさ〜」とごちゃごちゃ話し始めつつ、なんか眼で周囲を探ってる(様な気がする)。
私はトレー二ングの素振りをしつつ、状況を必死に誤魔化してはいたが、気が気ではないため全く彼の会話が耳に入らない。
直後に妻が犬散歩に行くとの掛け声に、息子は下降りて行った。少しホッとする。しかし、本当に彼は外出したのかな?一階でゲームでもして居るかもしれない。
PM16:10
一階のリハは中止し、二階の片隅でくす玉修復作業に戻る。確認すると中身が絡み合い,さらに両面テープにひっ付きぐちゃぐちゃです。くそー、この短時間で修理しなければ。次はくす玉を閉じずに一階へ下ろして最終セッティングだ、と思ったら妻が帰宅。息子も一緒だったのかは不明。
ピザ受け取りまで少し時間が残っており、一階で妻と息子二人でNetflixでも鑑賞し始めた様子のため、私はもう何も出来ない。とにかく今は身を潜めておこう。気持ち入れ替えのためトレーニングをしつつイメトレを継続。
残り時間は17:00~17:40ぐらいと予想。
PM16:50
予定通りピザ屋さんへ向けて2人は出発。
さあ、階段の手すりに気を付けて、くす玉抱えて一階へ降りよう。サプライズバルーンはまだ萎んでない!ok。
最後の封印。綺麗に開いてくれ,頑張れよ,くす玉。
紐をくす玉に結ぶ。再度私が二階へ上がり,くす玉を天井まで挙上させる。固定させたところで、我が家のピザ屋部隊が帰宅。危ねえギリ。
(続く)