5D Art Therapyを始めたきっかけ
自分のために4月からアートセラピーを始めた
きっかけは画家でもある知人に触発されて、この半年ほど絵を描きたくて悶々としていた
本当は知人に手ほどきを受けたかったのだけど相談する前に、『誰かに教わるんじゃなくて自分でやらなきゃ』と見透かされたように言われてしまった
ショックだった
芸術というものはそういうものだよね
料理人は技を盗み、技術を身に付けていく
そういうことだよね
子どもじゃあるまいし
知人は100円ショップで画材やキャンパスを購入して書いているのでわたしにも出来る
わたしにも出来ると思いお店で画材を品定めするも買うことは出来なかった
買う勇気がなかった
なんでなんだろう?
~~ 思い出すのは小学生の頃 ~~
家から歩いて一時間くらいの場所にある絵画教室に通っていたときのこと
自発的に絵を描くことも絵具を選ぶこともできなくて、ずっと周りの様子を伺って教室の終わりが近づいてくると先生がやってきて代わりに描いてくれるのをずっと待つことしかできなかった
何もしないわたしに先生は何も言わず、母が迎えに来ると先生は、『上手に描けましたよ~』と言ってくれる
あの頃を振り返ると、先生はわたしがどんな子どもだったのかよく知っていたのかと思う(わからないけど)
その絵をわたしが一度も描いてない、色を塗ることすら自発的にできなかった絵を、新築の新居に母は飾った
それを観る度に、「先生が描いた絵なのに…」と思うわたし
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絵を描いている知人の作品を観るたびにこのことを繰り返し思い出してしまう
わたしが絵を描けなかったのは、もちろん絵が下手なのもあるけど、それ以上に自分に自信がなかったから
いつもダメ出ししかされなかったから、自由に自発的に描くことができなかった
見本がなかった
『こうしなさい、こうしなきゃいけません』という見本がなくて、ゼロから何もないところから描く、作り出すことができなかった
親の思う通りに出来ていないと叱られるのが怖くて
行動が取れるときは、長女として行動を取ること両親に迷惑掛けないように𠮟られないように振る舞わなければ…と常に考えていた
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冒頭に書いた『誰かに教わるんじゃなくて自分でやらなきゃ』と言われたことがとてもショックだったわけで
それを心のどこかで払拭、クリア、昇華したい気持ちがあったのだと思う
今年の初めに心理講座に行ったのもその一環で、残念なことにカウンセラーへの違和感を誤魔化せなくなって途中で辞めることになってしまった
講座が終わったあとにはカウンセリングを受ける計画まで立てていたのに、これで幼少期からの傷を癒すことができると思っていたことがとん挫してしまった
別のカウンセラーも探したけれど、コンタクトを取ったら違和感が増してしまい、どーしていけばいいのだろう?と
そんなときアートセラピーを知って、コレだ!と
一つ手放すと新たに見つかるんだよね
今、気が付くw
カウンセリングの計画がとん挫したのは凄くショックだった
その気持ちも引きずりつつも始めていたときでもあって
こういうタイミングで次に行く場所が見つかる
とりあえずは毎月行って、半年は続けようと思う
今のところはそんな計画をぼやぁ…としておく
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