鼠色ってどんな色
来年、2020年の干支なので「子」に因んで、鼠色ってどんな色かと調べていたら、なんと日本の伝統色に記載されているだけでも40種類以上、実際にはもっとたくさんの鼠色と名前のついた色があるのだそうです。
それぞれの色には、その特徴や名前の由来があって、一つ一つ見ていると飽きません。「伝統色のいろは」というページに解説が載っています。
四十八茶百鼠
どうやら、鼠色が増えたのには理由があったようです。
江戸時代後期に、「庶民は贅沢は駄目、質素に」という奢侈禁止令(しゃしきんしれい)が出て、庶民が身につけられる物は、素材は「麻」または」綿」、色は「茶色」「鼠色」「藍色」(納戸色)」のみと限定されたので、では色調を変えてそれぞれに「鼠」という名前をつけて四十八(多色の意味)を染め上げたそうです。
江戸時代って、粋でおしゃれですね。
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東京と石垣島との2拠点居住を始めて20年になります。それぞれの土地と情報との中で人生を豊かにする暮らし方「スマートライフ」を実現しようと試行錯誤しています。それぞれの場所で日常の中に見つけた「暮らし」を発信しようと思います。