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【被害者に自衛を求めるな】
性犯罪の危険に対する注意喚起に対して、フェミニストが決まって付ける難癖。
実際に、2020年に福岡県警が性犯罪への警戒を呼び掛けたキャンペーンなどがバッシングに遭っている。
フェミニストによると「女にばかり、性犯罪でばかり自衛を求められている」らしいが、当然のことながら真っ赤な嘘である。
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フェミニストに言わせると、痴漢などの性犯罪に対して「被害者(女性)に自衛を求める」のは、「加害者男性に責任を免れさせ、被害を女性のせいにして黙らせることが目的なのだ」という。
性被害の“自衛論”をなぜ男性が説くのか? pic.twitter.com/ue6kCO0zkT
— マルクス@「彼女が性被害に遭うなんて」発売中 (@b_ksou) September 3, 2019
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しかしそれではなぜ実際には、ありとあらゆる犯罪において、被害者に自衛が呼びかけられているのだろうか。もちろん男性にも。
外出時や自転車には鍵を掛けようと呼びかけられるし、手荷物貴重品を放置しないようにとも呼び掛けられる。
ひったくり対策につける自転車のカゴも、電話での振り込み要求への警戒も、海外旅行で治安の悪い場所に行かないことも求められている。
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どこが「女性だけ」「性犯罪だけ」なのだろうか。
悪質なことに前述の漫画には続きがあり、「自衛を推進している公共のポスター等に抗議、苦情を入れる」ことを呼びかけてさえいる。
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はっきり言って、この漫画の作者自身が性犯罪者を有利にしたがっているのでは?と疑われても仕方がないのではないだろうか。
当然ながら「自衛を呼びかける」ことと、「悪いのは加害者」ということは全く両立する。自転車に鍵を掛けるよう注意を呼び掛けたからと言って、自転車泥棒が悪くないことにはならないのとまったく同じである。
そもそも「痴漢は犯罪です」「痴漢はやめましょう」などと当たり前のことを言われたところで、性犯罪者にとっては痛くもかゆくもないだろう。
被害者が盛んに自衛するようになれば、犯罪は既遂が困難になる。だからこそ性犯罪だけでなく、窃盗や詐欺、ひったくりなど様々な犯罪に自衛が呼びかけられているのである。犯罪者が困るのは、まさに自衛されたときなのだ。
フェミニストたちが日頃主張する「性犯罪を助長する表現」などというものがもしあるとすれば、それは防犯ポスターでないのはもちろん、漫画やアニメ、ゲームや広告の性表現でもなく、むしろこういった「自衛の呼びかけを消し去ろうとする」発言の方であろう。
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参考リンク・資料:
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