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【JR大阪駅「雀魂×咲全国編コラボ」広告】
女子高生麻雀漫画として著名な『咲-saki-』(作・小林立、2ヤングガンガン連載、2006~)のテレビアニメ版第3作である『咲-saki-全国編』と、『アズールレーン』でも知られる中国企業Yostar社のオンライン麻雀ゲーム『雀魂』のコラボレーションを告知する広告。
JR西日本の大阪駅御堂筋口に「咲」のキャラクター達の着せ替えイラスト各種が大々的に展示された。
2022年11月26日、ツイッターでこれに噛みついたのが立憲民主党の元女性議員、尾辻かな子氏。ちなみに同選挙で、選挙カーをコンビニの障害者用駐車スペースに停めた写真が拡散されて批判を受けた人物である。
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大して露出の高いイラストでもないし、より露出度の高い男性の未成年キャラを扱った広告、女性週刊誌【an・an】のSEX特集を扱った広告なども同様に駅で堂々と展示されている。
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また『雀魂』は、女性ファンの多いゲームであることもあり「女性にとって不快」という批判はあたらない。ただ単に、例によって中高年のフェミニスト、いわゆる【更年期のしわわ】世代によるバッシングである。
同作の特徴は、若い世代、そして女性に支持されていることだ。ユーザーの男女比はおよそ6:4で、25歳未満のユーザーが33%を占めているそうだ。
フェミニスト達もなんとか尾辻氏を応援しようと難癖をつけようとしたがこの2022年11月の初め、ツイッターをイーロン・マスク氏が買収したことによる方針転換で「左派」的なツイートや記事へのえこひいき的キュレーションがなくなり、こうしたフェミ言説の拡散力は急落したとされる。
フェミニスト達の応援は無力で、圧倒的多数の批判を受けて「逆炎上」状態に陥った尾辻氏はさまざまに言い訳を繰り返したが、いずれも信頼を取り戻すには至らなかった。
以下がその弁解の数々(下線部から該当ツイートにリンク)。
・「法規制は」求めていない!と言いながら、「性の商品化」「公共空間」「広告だから~」「女子校生だから~」とキャンセルカルチャーによる圧力の正当化でお馴染みのワードを満載した弁解文を投稿。
・上記で「元作品に異論はない」と言ったことを翻し、元作品(それも広告されているゲームですらない『咲-saki-』の原作漫画)のお尻の描写を持ち出して批判。
・すでにツイッターでは批判し尽くされている小宮友根氏のトンデモ炎上擁護論(1記事目・2記事目)を貼り付けてすがりつく。
・殺害予告DMを受けたと主張(なおツイッターのDMは別アカウントを作って自分に送るだけで幾らでも偽造できる)。
・その殺害予告の責任を「殺害予告や脅迫まで起きてしまう広告を出した企業、掲載企業」となすりつけ、「犯罪の責任は犯人自身」の鉄則をかなぐり捨てる。
・とっくに掲載期間が満了して敗北した後も、往生際悪く本広告叩きを擁護するTV番組を紹介して正当化を図る。
なお、尾辻氏と同じ立憲民主党の和田あいこ氏は一度は「#表現の自由を守るための約束」に加入していたが、尾辻氏の肩を持ちフェミニズム・キャンセルカルチャー型の「ゾーニング」を主張。これで批判を受け彼女は「約束」から脱退した。
けっきょく本広告はフェミニストのバッシングに動じることなく、契約満了の11月27日まで掲示を継続。本広告を扱った総合広告代理店であるJR西日本コミュニケーションズは「複数の担当者で問題がないかを検討し、修正を重ねて出来上がった」とし、経緯を明かした。
JRでは性的な表現や暴力などについての規定を定めた「広告意匠審査ガイドライン」を設けており、一般には公開していないものの、指定代理店と共有しているという。交通広告の規制に関しては「鉄道事業者はそれぞれに設けているはずだ」とした。
今回のポスターもガイドラインに沿って、複数の担当者が検討。「キャラクターの個性を維持しながら、『肌の露出が多すぎる』『(人によっては)不快だと感じる』ようなものは極力排除し、何度か修正しました。クライアントと複数回、やりとりをしながらお互い納得する落としどころを見つけたというところです」
「ぱっと見た感覚は人それぞれ。男性だけの意見ではだめなので、女性社員にも聞きます。場合によっては専門家や顧問弁護士に意見を伺うこともあります」
同社は尾辻かな子氏に言いたいことはあるかと問われ「特にありません」と突き放し、完璧な対応であると称賛を浴びた。
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参考リンク・資料:
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