【やいまふれあいコンサート】

　2008年6月18日に沖縄県石垣市の石垣市民会館で開催された、陸上自衛隊第1混成団音楽隊のコンサート。八重山防衛協会主催。
　共産党系のフェミニズム団体である【新日本婦人の会】、「みーどぅんの会」、「歴史教育者協議会」の3団体が市民会館の使用不許可を要請した。
　3団体は「自衛隊は各地で市民生活にさまざまな形で入り込んできている。文化的活動という面でも、【よろい】、【軍服】を着た文化はいらない。憲法9条を守り非核平和都市宣言を掲げる石垣市として再考願いたい」　と言って市長に要請したという。
　軍服はまだしも（まだしもでもないが）、「よろいを着た文化はいらない」となると、子どもの日すら認められなくなってしまうのではないだろうか。

　新日本婦人の会のような共産党系グループなどが各地のイベントで自衛隊の車両展示などの出展を妨害するケースがしばしばあるが、このイベントはそもそも兵器の展示などではない。楽隊のコンサートである。ただその楽隊が自衛隊である、というただそれだけで使用不許可にせよと市長に迫っていたのである。

　実際に2006年には自衛隊主催の同様の演奏会に対し、2004年と2005年の実績があったにもかかわらず「革新派」大浜市長が不許可決定を出している。
　これに対して2008年には、法人会員約30社と個人会員約100名から成る「八重山防衛協会」が主催という立場で市民会館の使用許可を申請し、無事開催にこぎ着けたということである。

参考リンク・資料：

自衛隊演奏会で石垣市民会館使用不許可を...？-身土不二

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