【#ラブタイツ】
ストッキング・タイツ・インナーウェアなどの製造販売メーカーである【アツギ】が、2020年に11月2日「タイツの日」にちなんで、ツイッター上で行ったキャンペーン。
アニメ『みるタイツ』の原作者よむ氏や、バーチャルYouTuberの草分け「キズナアイ」をデザインしたことで知られる森倉円氏など、20人超のイラストレーターからタイツを穿いた女性の魅力的なイラストを募り、公式ツイッターアカウントがRTで紹介していくというものであった。
これにフェミニスト集団が一方的に【性的搾取】、【性的消費】、【男性目線】などのレッテルを貼り、キャンペーンを中止に追い込んだ。
なお、このときのフェミニストの行動特徴として、フェミニズムではなく一般女性の声!としきりに言い張っていたため「一般人偽装フェミ」と呼ばれている。
なおこれら「性的搾取」「性的消費」とはフェミニスト用語であり、当時トレンド入りするほどバッシング側によって乱用されてた。このことはこの騒動が「一般女性」ではなく「フェミニスト」によるものであることの明確な証拠となっている。
性的消費というのはネット上のフェミニスト、いわゆる【ツイフェミ】が作り出した語義不明瞭なオリジナルスラングであるし、「性的搾取」は実在の女性や児童などを正当な報酬を払わずに性産業に従事させたりすることを指す言葉で、萌えイラストは本来全く関係ない。これらの用語を萌えイラストのバッシングに使うのは唯一日本のフェミニストだけである。
フェミニスト達はこのバッシングの責任逃れのため「フェミニストは関係ない」「ただの女性に対するマーケティング失敗」と言い逃れようとしているが、明確な嘘であることがこれで分かる。
note記事にはこんなバカげた【嘘松】まで登場している。
いるかよそんな奴w
また、これらの作品が「男性による性的消費・性的搾取」であるなど全く根拠がなく、現実にはこの企画(ツイッター公式)担当者は若い女性であることが別件のインタビューに応じた時に判明しており、また森倉氏をはじめ20人超の参加イラストレーターも多くが女性であった。
すなわちこの企画は普通に女性たちの目線で「魅力的でかわいい」タイツを穿いた女性のイラストを見せてゆくものであり「男性目線」では全くなかったのである。
ではなぜ男性目線だなどと言い掛かりを付けられたのか。
今回のように、フェミニストが担当者や製作者が女性である表現物をフェミニストが攻撃してしまった例は、実は幾らでもある。広告では和服店・銀座いせよしの【ハーフの子を産みたい方に。】、【2019女子ハンドボール世界選手権大会垂れ幕】など。広告以外の女性作家の作品にいたっては【幸色のワンルーム】や【タピオカアート】そして今回の参加作家のひとりが創り上げたキズナアイが槍玉に挙げられた【「キズナアイ」のノーベル賞まるわかり授業】など、枚挙に暇がない。
実はこの【作者は女性】パターンは、「萌え系」「アニメ風」と呼ばれる絵柄に対するフェミニストの偏見に関係している。
彼女らの相当数は1990年代頃かそれ以前に少女時代を過ごし、当時のオタク・バッシングに薫陶を受けた中年女性であることと関連していると考えられるのである。すなわち、フェミニストと「萌え絵」の作者やファンの違いは、男性と女性のギャップではなく、スクールカーストを引きずった中年女性に刷り込まれた「オタクヘイト」と、萌え絵に抵抗のない現実の若い女性とのギャップなのである。
いわばフェミニストが「男性目線」と呼ぶものは実は「若者目線」のことであって、「女性目線だと思い込んでいる彼ら自身の偏見が「中高年目線」であるに過ぎないのだ。
もちろんフェミニスト達はいつも通りに若い女性である担当者を「名誉男性」認定し、自身のオタクヘイトから来るバイアスを直視することはなく、担当者やイラストレーターに対する中傷は書き込まれ続けた。果ては「タイツフェチのトランス女性ですかね?」「どうして自〇に追い込んではいけないの?」などの差別的誹謗中傷まで飛び出している。
しかも実際には、以前から同社が販売している商品の実写パッケージの方がはるかにフェティッシュな描写であったのである。
そもそもフェミニスト達は、漫画などの「顔を見せずに体の一部を強調する描写」を常日頃は敵視していたことに注意する必要がある。
「性的部位への焦点化」「顔のない女性」……明らかに #ラブタイツ のイラスト群ではなく、実写パッケージ写真にこそ当てはまる事ばかりであった。
これは、そもそもフェミニズムによる「批判のポイント」などというものは、自身の大っぴらには言えないような嫌悪感を糊塗するための嘘っぱちに過ぎないという、これまで無限に繰り返された「萌え絵叩き」の実情が今回も背景にあったことを示している。
ちなみにこれを批判したツイートに対しても、フェミニストは嘘をついてきた。
「右の絵は【スカートが透けている】!」というのである。透けてないよ。あいかわらずフェミニストは陰影と透過の区別がつかない。
しかもこれと「右の絵は叩かれていない!嘘をつくな!」という嘘が同時に来るのだからたまらない。透けてると言い掛かりつけてる奴らを黙らせてから来いや。
ちなみに先のツイートのスクショで「叩かれてますよ?」と指摘したら「一部の過激な人を晒上げて煽っている!」との返答だった。
いや、あなたの言ったことが本当なら、フェミニスト側が「一部の過激な(?)画像を晒し上げて煽っている!」になるのですが、そっちはOKで晒し上げた人を晒し上げるのはいけないんかい。
言い掛かりは留まるところを知らず、イラストに登場する弁当箱にまで難癖をつける始末。
これでフェミニスト自認なのだから笑わせる。
大ヒット漫画【鬼滅の刃】では、「女性は小食」の抑圧を跳ねのけて自分らしく生きる女性が描かれ、多くの人々に作品もこのキャラクターも愛されている。
常日頃フェミニズムが「差別的」だと罵るオタク文化がそうした女性を描き切っているのに、「フェミニスト」が「大きい弁当箱なんて女の子らしくないザマス!!」 に停滞しているのである。
フェミニズムに存在価値はあるのだろうか。
さらにフェミニスト側は、バッシングのために本企画とは全く関係のないイラストを本企画のものであるかのように偽ってタグ付けしたりツイートで晒し上げたりする行為までおこなっている。
この引用リツイート先の画像は実際にはこれであるが、これはよむ氏のイラストの例として出されたものに過ぎず、実は「#ラブタイツ」キャンペーンには一度も使われていない物なのである。
次に紹介するのは「このキャンペーンのせいでアツギ社の株価が急落した」と企業自体に対する捏造デマ。
ちなみに真相は、この時期の株下落が始まったのは10月30日頃であり、つまり「#ラブタイツ」キャンペーンは何も関係がなかったのである。
ちなみに10/30頃からの株価落ち込みの真相はなんだったのかというと、従業員削減を発表したのが原因と言われている。#ラブタイツ関係ないw
なお、その後もアツギの業績は順調なようである。
こちらは2021年10月現在の時点でのMINKABUの情報。
優良企業アツギの業績を祝うのはこのへんにして、別の方向のものも見てみよう。このような悪質極まりないデマツイートまでも飛び出した。
実際にはマイナビが情報提供している過去3年間の男女別新卒採用者数によると、2017年に4名、2018年に10名、2019年に6名の女性が採用されており、いずれも男性よりも採用人数が多い。
はい次。「アツギのせいで不審者が出たぞ!」型【嘘松】。
続いて、アツギは #ラブタイツ のせいで女性に嫌われるようになったんだ」型の嘘松。こんなものが1年経った後も流されているのである。
このように数々の誹謗中傷を受け、何の罪もなかったアツギ社は謝罪と関連ツイートの削除・アカウント休止に追い込まれたのである。
『朝日新聞』はこれらのデマの悪質性はおろか、企画者やイラストレーターが女性であること等にも全く触れることなく、一方的にアツギ社のキャンペーンを悪とする記事を掲載している。
さらにこの記事にはイメージ誘導があり、ツイッター運用を請負うフォルクローレ社があたかもアツギ社を批判しているかのように書かれているが、実際の取材では一般的なコメントを求められての回答だったものをそのように編集された偏向報道であることを、フォルクローレ側が明かしている。
その後も2021年8月、女性向けブランドX-girlと漫画家・桂正和とのコラボレーション【X-girl×KATSURA MASAKAZU】をを発表した際にもフェミ達は「女性向けブランドならアツギの二の舞にできる💗」と大はしゃぎしていた。
が、すでに同じコラボを踏まえて成功の上での二度目のコラボだったため、購買層が受け入れ済みであることを立証されてしまい、一般人偽装フェミ作戦もこのたびはめでたく失敗に終わった。
フェミニストはその後も、執拗にアツギ社についてのデマを流し続けている。
参考リンク・資料:
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