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憲法学者。武蔵野美術大学教授。1961年生。
芸術・表現活動と法との関係をテーマとしており、Twitterプロフィールに「表現の自由」を一番の関心事のひとつと明記する。著書に『「表現の自由」の明日へ 一人ひとりのために、共存社会のために』があるほか、様々に表現の自由についての発信を行っている。
AV人権倫理機構の代表理事であり、AV女優の人権保障のため出演契約手続の確立に尽力した。
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2022年、【高校生AV出演解禁デマ】に端を発する「AV新法」を巡る議論においては、AV人権倫理機構の代表として同年5月9日の内閣府会議等に参加、5月13日にオンライン会見を行うなどして、いわゆる「適正AV」業界では出演強要などは現在ほぼ起こっていない(確認された範囲では2018年を最後に絶無)ことなどを訴えた。
「適正AV」とは、同機構の推奨する契約方法等をきちんと守って作られているAVであるが、こうした適正AVでは販売開始5年(撮影から5年半)で無条件に作品販売停止を求めることができ、また撮影をやめたくなった場合には損害賠償をすることなく何時でも中止することができるなど、出演者の人権への配慮を行っている。
しかしこうした適正AVについての周知活動について、武蔵野美術大学への罷免の要求が「一部の市民」からあったという。志田氏がTwitterで明かしている。
まだ、「適正AV」なる概念はAVを推奨する「構造的暴力」だ、との理解のもとに、私を大学教員職に就かせておくことは「大学出身者を性搾取に加担させる懸念」があるので適切性に疑問があり、「学費を払う方々が納得するのかには大きな疑問が残る。」とのご意見を頂戴しますね…。
— 志田陽子YokoShida (@YyYySinger) May 14, 2022
一部の市民から「AV人権倫は「適正AV」というまやかしによって若者をAVに誘い込む構造的暴力に加担している。その理事である志田は教育者として不適切なので、大学を辞めるべき」との投稿があり、同趣旨の電話が大学にも行ったようですね…。ムサビの就職課は学生の就職先にAVを推薦するのか、と https://t.co/hESoCwNORc
— 志田陽子YokoShida (@YyYySinger) May 15, 2022
つまり志田氏の活動はAVを正当化するものでけしからんからクビにせよ、という話なのだが、その後のツイートで明かされたところによれば、幸い武蔵野美術大学側はこの要求を相手にしないようである。
この件、ご心配をおかけしました。
— 志田陽子YokoShida (@YyYySinger) May 16, 2022
本日、別件で学長室メンバーとお会いする機会があり、ついでにこの件も「職員さんに申し訳ない」と話題にしたところ、学長以下みなさん笑ってました。
で、クビの危機どころか学内の仕事も微妙に増えまして(笑)、教員失職⇒歌手デビューの道は遠のいたようです。 https://t.co/EkuIx1m879
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参考リンク・資料:
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