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【BLOOD-C】
2011年に放映された、ProductionI.G.、CLAMP原作のTVアニメ。2012年に劇場版『BLOOD-C The Last Dark』が公開されている。
2000年の劇場映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』、2005~2006年のTV版『BLOOD+』に続く「BLOOD」シリーズの3作目にあたる。
同シリーズはいずれも「少女が日本刀で怪物と戦う」というアクション&バイオレンス要素が売りであり、BLOODの名に恥じない流血シーンも豊富に存在する。
2021年3月、【おちこぼれフルーツタルト】と東京都小金井市のコラボレーションが槍玉に挙げられた際、便乗したアゴラの粗雑な記事「「エログロの深夜アニメで町おこしをするべきではない」のなかで、執筆者の自称【社会学】(またか)研究者・川畑一樹が”回想”しバッシングした。
二つ目はエログロという表現が他者を容易に傷つけるということである。卑近な話で恐縮だが、筆者が大学2年生だった2011年、深夜にザッピングしていたところ『BLOOD-C』というゴア描写ばかりのアニメを偶然目にしてしまい、恐怖で一睡もできなくなったことがある。同様の現象は昨今ブームの『鬼滅の刃』でも起こっているとの情報もある。少なくとも乳幼児や児童などの低年齢層において、グロ表現は視聴者を傷つける可能性をはらんでいるといえる。エロ表現に関しても同様で、特に性犯罪やセクハラなどの被害者を傷つけてしまいかねない。
深夜にザッピングしていてたまたま残酷で不快な映像が出てきたのであれば、ただちにチャンネルを変えれば済む話である。
普通の反応を考えれば、「うわ血ドバドバで怖い」と思えばそうするだろう。元々見たかった番組でもなんでもないのだから。そしてそのまま番組名も記憶することもなく忘れてしまうはずだ。一睡もできなくなるようなショックを受けるまで見続ける義務も義理もどこにもない。
もちろん確認すれば分かるが、記事の低クオリティぶりを見る限り、物事をきちんと調べて論じるというタイプでもなさそうである(研究者としては致命的であるが)。
そもそもこの人物の書いたor書きたがっている文章は非常に雑多で、アニメにせよ何にせよ日ごろからそこまで関心を払って知識を蓄積している人物のようには到底見えない。
ここで考えられるのは、実は川畑氏は『BLOOD-C』というけしからん残酷アニメを、実際にザッピングして遭遇したのではなく、つまり別に一睡もできなくなることなどなく、そういうアニメが存在するという情報から生まれた「作り話」である可能性が高い、ということである。
もちろんツッコミが殺到し、その結果上記記事は消去され、川畑氏は記事やその告知投稿どころかTwitterアカウントすら削除して逃亡した。
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