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Censoyclopedia:センサイクロペディア

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表現の自由と弾圧・規制に関するあらゆる用語を、作品名・法律用語・人名・団体名問わずに収集するWeb事典です。 できるだけ多くの人に知って欲しいため実質無料ですが、本文後に投げ銭用…
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#映画

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※作品のネタバレを含む項目があります。 ※一部項目が『シンカ論マガジン』の内容と重複するため、そちらへのリンクとなっているページがあります。 あ行あ 【会田誠展:天才でごめんなさい】 【アウディRS4広告写真】 【あえてその名を語る愛】 【あおいさん延長お願いします】(※『シンカ論マガジン』記事へのリンクです) 【碧志摩メグ】 【赤ちゃんの写真】 【茜さや】 【あからさまに性的なタマネギ】 【アクセス権】 【アクセル・ワールド】 【アザーワイズ賞】 【アツギ】 【アート

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【REVOLUTION+1】

 2022年7月8日に発生した安倍晋三元首相銃撃事件の容疑者・山上徹也の生い立ちを描く日本映画。監督は足立正生、主演はタモト清嵐。  本上映は2022年末以降を予定しているが、安倍元首相の国葬日である9月27日前後の26~29日に、未完成版が各地13か所のミニシアター等で「緊急上映」されると報じられた。  監督の足立正生氏は元日本赤軍メンバー(1974年に合流し国際指名手配)であり「元テロリストがテロリストを擁護する映画を作り、テロ被害者の葬儀の日に公開する」という図式であ

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【コンクリート(映画)】

 2004年にベンテンエンタテイメントが制作した映画。中村拓監督。高岡蒼甫主演。  いわゆる単館上映物の低予算映画で、1988~89年に発生し大きな話題となった凄惨な少年犯罪事件「女子高生コンクリート詰め殺人」をモチーフにしている。  事件の大まかな流れは現実の事件に沿ったまま、舞台を現代に移し替えたというのが全体の概観である。  本来、2004年5月から銀座シネパトスで単館上映が予定されていたが、現在の5ちゃんねるの前身である巨大匿名ネット掲示板「2ちゃんねる」(以下2c

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【ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021】

 2022年3月4日公開の、大長編ドラえもん第41作となるアニメ映画。1985年の第6作『のび太の宇宙小戦争』のリメイク版にあたる。  本来は標題通り2021年の公開予定だったが、新型コロナウィルス禍の影響で1年公開が延期された。  ストーリーは、地球に亡命してきたピリカ星人パピという手のひらサイズの宇宙人と友達になったのび太達が、彼を追ってきたピリカ星の独裁者ギルモアの軍とレジスタンスの戦いに巻き込まれる。  延期後の公開時期が偶然にもロシアによるウクライナ侵攻と重なり

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【17歳は感じちゃう】

 東映ビデオ株式会社による人材発掘プロジェクト、「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」の第1回製作作品のひとつ(あと1つは「神回」)。  2021年6~9月にかけて「青春映画」をテーマに第1回の企画募集が行われ、入賞したのが意外にも、30年前からAV業界に携わってきた元AV監督の北村美幸氏であった。  公開されているあらすじは以下の通り。  そして2022年4月、彼が元AV監督であることに噛みついたのが、俳優の松崎悠希という人物である。  本作はまだ

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【A DAY IN THE AICHI】

 カンパニー松尾監督による2019年作品。  愛知県の30名以上の地元民とのインタビューで構成されるドキュメンタリー映画で、カンパニー松尾は同県出身のAV監督である。かの”あいちトリエンナーレ2019”の出展作であるが、その中の企画展「表現の不自由展・その後」とは無関係。  本作そのものは問題作でもなんでもなく、あいちトリエンナーレ2019でも無事に公開された。  2019年11月、岡本有佳・アライヒロユキ編『あいちトリエンナーレ「展示中止」事件 表現の不自由と日本』が出版

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【セルゲイ・ロズニツァ】

 ウクライナの映画監督で、1964年ベラルーシ生まれ。 『マイダン』(2014)や『ドンバス』(2018)といった作品でロシアとウクライナの歴史的対立を描いてきた。  2022年のロシアによるウクライナ侵攻を強く非難し、当初は侵攻への批判に及び腰であったEFA(ヨーロッパ映画アカデミー)に対し、公開書簡を出して批判。  しかしEFAがロシア排除の趨勢に乗っかり【ヨーロッパ映画賞】からロシア映画そのものを除外する措置を取ることを発表すると、ロズニツァ監督は3月1日、一転して

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【名探偵コナン 理想の花嫁~My ideal bride~】

 2022年4月15日公開の劇場アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』封切に先立って企画された公式ネット人気投票。 『名探偵コナン』は、1994年に「週刊少年サンデー」で連載開始された青山剛昌による推理漫画のロングヒット作品。96年からTVアニメ化、97年以来毎年(2020年を除く)4月に劇場版が公開されている。 「理想の花嫁~My ideal bride~」は『ハロウィンの花嫁』ムビチケ前売券の購入者を対象とした企画で、「コナン」の女性キャラクター中38人から「理

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【ヨーロッパ映画賞】

 ヨーロッパ映画アカデミー(EFA:European Film Academy)が運営する映画賞。2022年の賞の候補からロシア映画全般を除外した。  アカデミーはこう述べる。  もともとEFAはロシアによるウクライナ侵攻に対して抗議姿勢を示しておらず、ウクライナの映画監督【セルゲイ・ロズニツァ】氏が2月28日に公開書簡を出すなど、その弱腰姿勢が批判されていた。  しかしEFAが今年の映画賞からロシア映画を全面的に除外する措置を取ると発表すると、ロズニツァ監督は断固としてこ

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【ロード・オブ・ザ・リング】

 J.R.R.トールキンの長編ファンタジー小説『指輪物語』(1954~1955)の英題。いわゆる「剣と魔法」の西洋ファンタジーの代表的、かつ元祖的作品として知られる。日本で『ロード・オブ・ザ・リング』とカタカナ書きする場合には、通常は実写映画版のことを指す。  2021年5月18日、ネットメディア『バウンディング・イントゥ・コミックス』は、俳優ルディ・リンがツイッター上で本作を批判したことを報じた。  その理由は「アジア人がいない」という実に「ポリコレ」チックなものである。

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【ミッドナイトスワン】

 2020年9月に公開された日本映画。内田英治監督・草彅剛主演。  ニューハーフショークラブで働くトランスジェンダーの「凪沙」と、凪沙が預かる親戚の娘・一果との交流を中心に描く。  第44回日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞。また主演の草彅剛が最優秀主演男優賞に輝いた。  これに不満な人々がいる――トランスジェンダー活動家と呼ばれる連中である。  彼らは「トランスジェンダー役はトランスジェンダーが演じるべき」だと信じているからである(なお、そうしないことを【ストレート・ウ

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【ホーム・アローン2】

 1992年のアメリカのコメディ映画。マコーレー・カルキン主演、クリス・コロンバス監督。  クリスマスの家族旅行から一人取り残された少年が、知恵と工夫をこらしたイタズラギミックを駆使して犯罪者コンビを迎え撃つ――という大ヒット映画『ホーム・アローン』の続編にあたる。  クリスマス映画として現在でも人気が高く、主演のマコーレー君は世紀の名子役ともてはやされた。  主人公が取り残された場所が第1作目では自宅であるのに対し、本作ではニューヨークに実在するプラザホテルとなっている。

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【ベクデルテスト】

 フィクション作品のジェンダーバイアスを測るための基準とされる。  アメリカの作家アリソン・ベクデルによる漫画“Dykes to Watch Out For”において、登場人物が語った「自分が見る映画の条件」から来ている。  このエピソードにはさらに元ネタがあり、作者アリソン・ベクデルのウォレスという友人との会話から来ているという。「ベクデル・ルール」「ベクデル/ウォレステスト」とも呼ばれる。  本来は映画についての条件だが、他ジャンルの作品にも使われている。  その内容は

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【バイバイ・ヴァンプ!】

 2019年2月14日公開の日本映画。  茨城県にある高校を舞台とし「噛まれると同性愛者になる」という吸血鬼(ヴァンプ)の侵略に抵抗して戦う少年少女達のストーリー。  ロケは実際に茨城県境町の協力を得て現地で行われている。  これがネット上で「同性愛者への差別」であるとされLGBT活動家などによる上映中止運動が起こり、一部の劇場は興行予定を短縮した。あろうことか、自身がゲイである立憲民主党の石川大我参議院議員がこれを支援したのである。  何が「あろうことか」なのかというと、

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