出会う、夏-前編-|盛岡・花巻ひとり旅
皆さま、今年のお盆はいかが過ごされましたか?
実はわたし、この夏、初めてのお盆休みを手に入れました。
というのも、前職はカレンダー通りの営業だったために、いつもこの時期は友人・家族、みんなが思い思いの場所で夏を満喫しているのを、たいっっっへん羨ましく(恨めしく?)思っておりました(笑)
念願叶って手に入れたお盆。
さて、どう使ってやろう。
すこし涼しいところに行きたいかな、
彼にも、友達にも会いたいし、だけど実家の犬と遊ぶ日もほしい。
気がつけば8月になってしまい、急ピッチで考え抜いた結果、
まずは一発、東北へ行ってこよう!
ということで、はじめての岩手県をひとり旅して来ました。
はじめまして、盛岡
以前の記事でも触れましたが、震災ボランティア以来、東北の地へ足を踏み入れるのは久しぶりで、
そしてわたしの記憶上、岩手に行くのは初めてです。
東北新幹線は大宮から乗れるとこがサイコー!(埼玉県民)
と、ホームの列の先頭で、意気揚々と新幹線を待っていたところ、第一の発見が訪れます。
こまちとはやぶさってくっついて来るんだ!!?!?
知りませんでした、お恥ずかしい。
赤い車体と緑の車体が、まるでキスしてるみたいに一緒にホームに入って来るのです。それぞれの鮮やかなカラーも魅力的でした。
こまちは秋田新幹線なので行き先が違うため、これらは日々、目的地・盛岡駅で「連結」「切り離し」という作業が行われているらしい。
電車って奥が深い!
少し早めのお盆初日だったので、車内はそれほど混んでいませんでした。
仙台駅を過ぎたころ、切符を切りに回ってきた女性の車掌さんに、すぐ前の席の男性が起こされている様子。
「お客さま…もう、仙台出ちゃったんですよ…。次、盛岡なんです。」
新幹線の一駅は大きいですね、、、。
わたしは冷麺を知らなかった
旅の前に、花巻出身の友人から色々とおすすめを聞いてからきました。
友人から『じゃじゃ麺』の情報をもらったので、盛岡駅で早速食べてやろうと思っていたのですが、暑さに負けて、盛岡冷麺のことしか考えられなくなりました。
駅ビル、フェザンにある大同苑さんへ。
実はわたしは、ずっと冷麺を知りませんでした。
なぜか我が家では、ずっと、世間の”冷やし中華”のことを”冷麺”と呼んでいて、
つまりは冷やし中華のことも勘違いしていました。
間違いに気づいたのは大学生の時。
AMEMIYAさんの「冷やし中華、はじめました〜♪」が流行り、ふと、
「・・・冷やし中華ってなんだ?」
となったのでした。
お店で”冷やし中華”なるものを頼んでみると、出てきたのはわたしの中の”冷麺”。
それでもなお、「冷やし中華の略称が冷麺なのでは」という説を掲げていましたが、焼肉店で”冷麺”と対面し、全く異なるものであることを知りました。
四国出身の母にこのことを伝えると、
愛媛ではコレ(冷やし中華)が冷麺。
愛媛には冷麺(盛岡冷麺)はなかった、お母さんは食べたことないから知らない、の一点張り。
一部の方言のようなもの?と思い、
大学の高知出身の友人に
「コレ(冷やし中華)って冷麺じゃないらしいよ」
と教えると、同じく驚いていたので、母を信じてあげることにしたのでした。
彼女展
インスタでたまたま見つけた『彼女展』なるものが、
岩手県立美術館で開催中だったので、美術館ブームのわたしは吸い込まれるようにタクシーに乗り込みました。
真っ先に、お〜なんか見たことあるぞ!?となるこのイラストは
銀杏BOYZのアルバムジャケットでした!
好みの女の子がたくさんいて、エモくて楽しい展示でした。
展示は全て撮影・投稿OK◎
一番グッときたのがこのフレーズ。
ジェンダーとか、LGBTとか、難しい考え方は抜きにして、
女性という生き物への憧れみたいなものが、いやらしさのない、セクシーでカッコ良くてかわいい彼女達を作り出しているんだな、と。
おすすめです!期間内に行けそうな方はぜひ!!
◇◇◇
なんだか長くなってしまったので、
温泉と童話の世界に癒された花巻編は、次の記事で。(ほぼネタバレ)
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