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虹を撮る。(ビーチで)
フォトグラファーの片岡です。
今回は、虹を撮る(ビーチで)と題して綴ります。
私の友人に、腕がとてもいい写真家がいます。すでに、自分の個展も開き、写真集も売り出しています。
彼女は虹を撮るのが好きなのです。特に、夜の虹。
夜の虹、というと、そんな暗い時間に虹が見えるはずがない、と思われるかもしれません。しかし、夜の特定の時間で、月が明るい時などに、滝や海辺に虹が出ることがあります。
彼女が師匠としている写真家に、高砂淳二さんという方がいます。彼も夜の虹を撮る天才です。
彼の最新の写真集(ALOHA 美しきハワイをめぐる旅、パイインターナショナル)は、ハワイで撮影されたものなのですが、その中に夜の虹が撮影されている写真があります。
彼が撮影する虹はとても美しいので、興味のある方はぜひ手に取ってご覧ください。
さて、その友人の彼女から教えてもらったのですが、虹が海の波の崩れるところに出ることがあるそうです。彼女が撮影した、波が砕ける時に、その上部に虹が出ている写真を見せてもらいました。確かに七色の虹でした。
それを思い出し、私も挑戦しようと思いました。
シドニーのビーチで有名な、ボンダイビーチに行ったとき、その撮影に挑戦しました。その時の写真が今回の写真です。
波が砕ける所に、少しだけ虹が出ているのが分かります。
この日は快晴で、波が砕けるしぶきの所に、太陽光線が反射してこのように見えることがあるのだろう、という事は、言われてみればなるほど、です。でも、普段気にしてみていないと、こんなところに虹が出るなんて、思わないですよね。
皆さんも、海の虹の撮影、挑戦してみてください。
片岡