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冬を撮る。

フォトグラファーの片岡です。

今回は、冬を撮る、と題して綴ります。

私はシドニー在住なので、日本とは季節が逆になります。6月を迎え、シドニー(オーストラリア)は冬に入りました。

ちなみに、オーストラリアは季節が月によって4つにはっきり分かれています。それは、
春 9,10,11 月
夏 12,1,2 月
秋 3,4,5 月
冬 6,7,8 月
です。
例えば、6月1日になると、冬になりました、と言います。

今年の秋は紅葉が少し遅かったので、冬の今でも、紅葉を見ることが出来ます。自宅の周りの木も、綺麗に紅葉しているものがあります。

紅葉している葉は、やがて散っていき、今回の写真にあるように、最後には葉をすべて落として、枝だけになります。今回は、最後に少しだけ葉を残している木を撮影しました。

このような木を撮影すると、冬だなあ、と感じますね。
写真は温度を写すことが出来ないですが、温度を感じさせることは出来ます。

この写真から、肌寒い冬の日を感じて頂けたら、嬉しいです。

雪を撮影すると、まさに冬という感じがしますが、シドニーは(CBD付近では)雪は降りません。ブルーマウンテンという名前の、内陸部の標高1000メートルぐらいの所では、冬に雪が降ることがあります。

雪が撮影できないというのは、少し残念です。雪が降っている所で撮影するのは、寒くて手がかじかんでしまう様ですが、雪化粧というくらいで、雪が積もると辺り一面が普段と全く違った風景になるので、それを写真に収めるのは、結構楽しい作業です。ああ、雪が撮りたいなあ。今度は、日本に帰国する時に、日本の冬に帰ってみようかな。

冬は空気も澄んでいて、写真写りが良くなる傾向にあります。これから冬の期間も、沢山シャッターを押して、撮り続けたいと思います。

片岡

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