BASIC REVERB

以下、Poly Effects社のPoly Beeboのモジュールに関して。『』内は代理店サイトの説明文。
『ベーシックなトゥルー・ステレオのアルゴリズミック・リバーブです。』

INPUTS
Audio : L Input, R Input

OUTPUTS
Audio : L Output, R Output

CONTROLS
●Bandwidth
直訳すると、帯域幅、Wikiの『音声における帯域幅』の説明から推測するにサンプリング品質なのかな?   
0~100が指定できる。
低いとくぐもったlow-wiよりなリバーブ音、高いとキラキラ高音域が際立つ。
●Decay
減衰音
0~100が指定できる。
リバーブの残響の長さ、量では無くて、あくまで減衰までの時間。
●Early VS Late
0~100が指定できる。
言葉の意味的には初期反射的な意味なのかな? 残響音の塊が壁にぶつかって音が変化するまでの時間というかんじ。ここを長くすれば残響音が鳴らない時間が長くなるのではなく、残響音が変化するまでの時間。
これ以外のパラメータを初期値にした場合、20ぐらいの設定だとリバーブ音の変化は気にならないが、50~は跳ね返りの強い遠くの壁に音がぶつかっている感じが露骨に実感できる。
50以下だと何故かリバーブ音全体の長さも短くなる。
●Mix
0~100が指定できる。
原音とリバーブ音の割合の調整、50で1:1になると思われる。
●Size
0~100が指定できる。
シュミレーションする部屋のサイズの設定、残響の量のコントロールと思われる。Decayは時間。
●Damping
0~100が指定できる。
高い周波数帯域の減衰スピードを調整らしいです。
値が高いほど高域が残り、低いとモコモコします。
●Density
残響の密度を調整すると言う事ですが、いまいち実感は湧かないです。
残響の内で強調される倍音が変化する気がします。
数値が低いと低い帯域。高いと高い帯域にピークが変化するのが僅かながら聞き取れます。
●Predelay
0~100が指定できる。
初期反射の時間のようです。前述Early VS Lateと違い、この値を大きくすると残響音が鳴らない時間が長くなるようです。


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