オリジナルのリバーブを作ろう!
以下、Poly Effects社のPoly Beeboのモジュールに関して。
コンボリューション リバーブ (Convolution reverb)とは、実際に存在する音場の反響音(impulse response IR)を録音して、それをエフェクターに活用する種類のリバーブらしいです。
Poly Beeboだとmono reverbとstereo reverbがそれに当たります。
モジュールの中身は、音場の種類を選び、リバーブの音量レベルを好みに合わせるだけ、すごく使いやすいです。
音場には、前述IRをキャプチャした場所や、往年の名機の名前がついているので、リバーブ音の想像がつきやすいです。ファームウェア337以降だと、写真が表示されるので更に分かりやすいです。
有志が作成したサンプルや、自分でキャプチャしたIRをPoly Beeboに取り込んでオリジナルリバーブを作り、活用することもできます、すごいですね~。
方法はこちらの動画が分かりやすいです。
1)好みの音場で録音機材をセット
2)膨らませた風船を針で突いて破裂させ、その"バン!"の音を録音する
3)録音した音源を編集ソフトで無音やノイズ部分をトリミング、音量をノーマライズ、48kHz 24bitのwavで好きなファイル名でセーブする
4)USBメモリにreverbsというフォルダを作り、そこに上記wavファイルをコピーする。複数ファイルをもちろん可能、計388Mbまで
5)USBメモリをPoly Beebo本体に挿す
6)settings画面を開き、copy IRSを押し、画面の指示に従い、USBデータをインポート
7)Poly Beeboを再起動し、mono reverbのIMPORTEDを選んで、インポートしたファイルの中から選択で、オリジナルのリバーブを鳴らせます
ネット空間から有志のIRファイルを取得する場合は48kHz 24bitのwavの形式に合わせて下さい。
以上です。Poly Beeboの拡張性すごいです、天井知らず、底が見えない沼です。