TWIST DELAY
以下、Poly Effects社のPoly Beeboのモジュールに関して。
基本的には大昔のテープディレイを模したディレイです。
テープループと録音ヘッド、再生ヘッドを思い浮かべると各パラメータの理解は容易と思います。
音質は中域に音が偏ったレトロな雰囲気がとても良いです。
Twist、曲者要素はテープの再生方向の変更部分にあります、それは後述。
INPUTS
Audio : In
Tempo : BPM
CV : CV : Dry Wet CV, Feedback CV, Length CV, Speed Direction CV
OUTPUTS
Audio : Audio : Out 1, Out 2
CONTROLS
●Dry Wet
0~1が指定できる。
1でWet音のみ。
●Length
録音ヘッド、再生ヘッドの距離を表す、長いほどディレイタイムは長い。
しかしディレイタイムはこの距離だけでなく、テープの再生速度を表す、Speed Directionも関係する。ヘッドの距離が長くても、再生速度が早ければディレイタイムは短くなる。
●Mode
●Speed Direction
0~8が指定できる。
このパラメータが曲者なのが、真ん中4辺りでテープスピードが0になりリピート音が鳴らなくなる所である。
そして、4を中心にプラス方向、マイナス方向にそれぞれ離れれば離れるほどスピードが速くなる。違うのは再生方向という事である。
パラメータ値を変更した直後は逆再生部分が出てくるが、テープが一周すると普通のディレイ音になる。
このパラメータをCVコントロール(LFOとかフットスイッチなど)演奏中に変化させると、その変更を加えた直後に逆再生効果が楽しめるようです。
なお2と6は同じディレイタイムになると思いきや、●Length、ヘッド間の距離の設定と想定のテープループの全体の長さ(不明)との割合が関係するようなので聴感で確認の必要あり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?