FileMaker Server で Claris の SSL 証明書を使うとどうなるか
環境:
・Time4VPS「Linux 8」(CPU: 2 x 2.60 GHz、RAM: 8192 MB、Storage: 80 GB、Bandwidth: 8 TB、Port speed: 100 Mbps、Virtualization: KVM)、CentOS 7.8
・FileMaker Server for Linux 19.0.1.22(英語)
・macOS Catalina Version 10.15.6(英語環境) で SSH 接続
・Freenom のドメイン(サブドメイン)
FileMaker Server はデフォルトでは Claris の SSL 証明書が付いている。
Claris の SSL 証明書はテスト用であり、Admin Console の「Configuration>SSL Certificate>Certificate Information>Issued To」にも Claris Test Certificate (Not for Production Use) と書かれている。
だから自分で用意した SSL 証明書を設定する必要がある。僕はこれまで Let's Encrypt のものを使っていた。
では Claris の SSL 証明書を使い続けるとどうなるか。
FileMaker Pro Advanced や FileMaker Go からアクセスすると、セキュリティロックアイコンが赤色やオレンジ色になる。独自ドメインを設定していてもしていなくてもそうだし、独自ドメインではなく IP アドレスや VPS から割り当てられたドメインでアクセスしても同様だった。
セキュリティロックアイコンについて | Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/security-lock-icons.html
特に赤色のセキュリティロックアイコンになるのは避けたいので、やはり SSL 証明書は別途用意する必要があるし、そのためにも独自ドメインの設定が必要となるようだ。