WordPress から Hugo への移行(3)本文の修正
WordPress から書き出した Markdown ファイルは、きちんと Markdown になっていない箇所が多いので修正していった。
(1)Flickr の埋め込みコードは HTML のままだったので、Markdown に手作業で変更した。Finder で "flickr" をキーワードにしてディレクトリ内を検索すれば該当ファイルが見つかるので一つ一つ修正した。修正にはクリップボード経由で Markdown に変換できる方法を使ったが、余計なコードが入っている部分は手作業で消した。
(2)WordPress には「Auto-hyperlink URLs」プラグインを入れているせいで、書き出したファイルの URL には末尾に {.autohyperlink} が付いてしまう。
ディレクトリ内の md ファイルに対して一括で {.autohyperlink} を削除するにはまずは GNU sed をインストールする。
$ brew install gnu-sed
その上で以下のコマンドを実行すればサブディレクトリを含めて {.autohyperlink} の文字列を削除できる。
$ find ./ -name "*.md" | xargs grep -rl "{.autohyperlink}" | xargs gsed -i -e "s/{.autohyperlink}//g"
(3)ブログ内で言及している自分のサイトの URL(https://old-website.com/)は新 URL(https://new-website.com/)に書き換える必要がある。以下のコマンドを実行する(URL の / はエスケープする)。
$ find ./ -name "*.md" | xargs grep -rl "https:\/\/old-website.com\/" | xargs gsed -i -e "s/https:\/\/old-website.com\//https:\/\/new-website.com\//g"
(4)AmazonJS の変換は諦めて、元の WordPress 上でコードを削除しようと思ったが、対象記事は 1700 以上ある。一つ一つ消せる量ではない。AmazonJS のコードは Hugo では何も表示されないようだから放置することにした。
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これらは一例であって、他にも HTML のゴミがたくさんある。コマンドで一括で消せる場合は少なく、結局 Finder で検索して対象のファイルを一つ一つ開いて直していくしかなかった。
参考:
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