Hugo で作ったサイトの Google Adsense 審査が通った

WordPress から Hugo に移行した。

これに伴いドメインも変更しているため、今まで利用していた Google Adsense を再び申請し直さなければいけない。

記事数は 3000 近くあり、Google Adsense の要件である「十分なコンテンツ」は満たしている。Hugo に変わったといえ、WordPress の頃のようにすんなり進むだろうとおもっていたら意外と苦労した。

まず新しい Hugo のサイトはサブドメインのサイトである。Docker の Nginx で Cloudflare Tunnel を使って公開している。

通常 Google Adsense はサブドメインのサイトを登録できないが、解決方法がある。ドメインルートをサブドメインへリダイレクトするようにしておけば Google Adsense の申請に通ってしまうことを知ったのだ。

だから僕はサブドメインに加えてドメインルートも Docker の Nginx で Cloudflare Tunnel を使って公開した。その上で、ドメインルートをサブドメインに転送するよう Cloudflare で設定した。

次に Google Adsense への登録だ。登録時に3種類の認証方法が用意されている。そのなかでも ads.txt がうまくいった。「UTF-8 の DOM なし」で保存した ads.txt をドメインルートに配置する。

このとき ads.txt は http も https でもどちらでもアクセスできる状態になっている必要がある。

これで Google Adsense への最初の認証が通るはずだ。

次に Google Adsense の review が始まり、サイトの審査を受けることになる。少しでも審査を通りやすくするため、以下の Google Adsense 用のチェッカーサイトを使うとよい。

Google AdSense approval or eligibility checker tool
https://www.getthit.com/tools/google-adsense-eligibility-checker

このページに従い、僕はサイトマップや GDPR 用の Privacy Policy ページ、About ページ(=自己紹介ページ)や Contact ページ(=問い合わせページ)などをきちんと作っておいた。ただし、サイトマップに関してはこのチェッカーサイトが認識してくれなかった。robots.txt ではクローラーを弾かないように設定しておく必要がある。

Google Adsense の審査に通りやすくするために Google Search Console へもあらかじめサイトを登録しておくのがいいという情報もあったので登録した。しかし Cloudflare Tunnel を使っているせいかサイトマップが認識されなかったり、ほとんどのページがうまくインデックスされない。とりあえずそのままにしておいた。

Google Adsense の Privacy & messaging にも GDPR の設定を済ませておく(審査通過前でも設定できる)。

以上のように準備をすることで無事に申請が通った。

参考:
アドセンスでads.txtファイルの警告が表示された場合の対処方法 | イズクル
https://www.iscle.com/web-it/g-drive/adsense/ads-txt-keikoku.html


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