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母さんに認めてもらいたい

以前のブログで書いたように
これから専門学校で頑張るんだと決め
大阪へと向かいました。


田舎を出る夜行バス。
もう10年も前だけど覚えてるな。
バスの中一人泣いてたな。
地元を出たことなかった僕、
友達ともほぼ離れたことなかった僕、
誰もいない土地への挑戦。

寂しさもあり、またワクワクの気持ちが
入り交えながら10時間近くのバスで
向かいました。


大阪に着いたとき近未来に来た感覚でした笑
何もかもが今までの見ていた世界と違い
戸惑いしかありませんでしたね笑


美容学校に入学するとそれはもう、、、笑
ぼくはバリバリの田舎者でした笑
なんだこの世界はと笑
これからの二年間がほんとに不安になりました笑


全てが新鮮で、なにもかも初めてのことばかり。
刺激の多い毎日が始まりました。


友達作りもそんな心配もなく
たくさんの友達ができました^_^
関西人の馴れ馴れしさと言いますか
懐にぐっと入ってくるというか
ほんとに親しみやすく関西人好きです^^


さぁ意気込んで大阪に来たこともあり
親に認めてもらうにはどうしたらいいかなと
考えました。

"イギリス校費留学"
ヴィダルサスーンロンドンアカデミーに
通える制度
ロンドンの美容学校

これに行くことだと決めました!

僕が行った学校は
一学年350人くらいいました。
この留学に行けるのは
たった【7人】という狭き関門。
その内4人は

移動費用、宿泊費用、アカデミー費用全額免除

ぼくはここの狭き門を狙いました。

課題は

カット2スタイル

ここが通ると

面接


もうこのためにひたすら練習に励みました!
毎日人形を切ってブロー練習して
反復練習に励みました!


試験当日
緊張で吐きそうになりながらも
自分の中では最高の出来でした!

本番に強いのかな?笑


確か一年生の春休み明けに
第一次審査の発表だったと思います。


学校の廊下に張り出されたところに
な、な、な、なんと
名前がありました!!!!
めちゃ喜びましたがこれで決まったわけではなく
最後に僕の苦手な面接が、、、

面接の当日も吐きそうで吐きそうで
まぁなんとか終わりました。


いよいよ、結果発表!!


各クラスで選ばれたら担任に発表されるという
かたちでした。


僕のクラスにはもう一人一次試験を通過した
友達がいました!

いよいよ、、、


『○○さんおめでとうございます』

周りの友達からパチパチパチーと祝福が!!

担任『以上です。』


、、、

、、、


あの瞬間今までの頑張りってなんだったんだろう、そんな地獄に落ちた感じで愕然としてました。


周りの友達も僕に気を遣っていたでしょう。
どんな言葉をかけていいのか。

担任『あっ浜口さんこれ。』

えっ???

また時が止まりました。

担任『忘れてた。これチケット。』


あの瞬間涙が止まりませんでした。。。


こんな意地悪をするでも誰からも愛される
先生でした!笑


帰ってすぐに親に電話しました。
選ばれたよ!って。

あの親の喜んだ声が聞けてぼくは
本当に嬉しかったな。

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