Googleスプレッドシートで逆ジオコーディングする方法

住所や場所から、位置情報に変換することを逆ジオコーディングと言います。

今回は、Googleスプレッドシートから逆ジオコーディングする方法を紹介します。

使用したAPI

東京大学空間情報科学研究センターが提供する「CSVアドレスマッチングサービス」を使用させていただきました。

位置参照技術を用いたツールとユーティリティ – Geocoding tools and utilities

手順

1.スプレッドシートを用意する。

サンプルシートを用意

2.変換元列を決める

↑の画像の場合だと、B列が該当します。

3.変換先列に入力する。

D列に以下のように入力します。

="https://geocode.csis.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/simple_geocode.cgi?charset=UTF8&addr=" & B2

次に、E列に以下のように入力します。

=IMPORTXML(D2,"/")

最後に、F列に以下のように入力します。

=SPLIT(E2," ",true,true)

こうすると、H列・I列に経度・緯度がそれぞれ入力されます。

完成したシート

応用編

情報共有マップのオープンソースを使えば、Googleスプレッドシートから、geoJSONファイルに変換も可能です。

ライセンスは、CC BY 4.0です。

ぜひ、ご利用ください！

参考資料

以下の記事を参考にさせていただきました。

Google スプレッド シートで住所→緯度経度変換 - Qiita