俺にパクチーを語らせろ!
みなさんお久しぶりです!
関東MS2課営業2年目の井野和哉です。
今回は僕の愛して止まない
パクチーについて語らせて頂きます!!(強制)
突然ですが皆さん、以下の共通点って何かご存じでしょうか?
①カレー(curry)
②ヒューガルデンホワイト(Hoegaarden White)
どちらも馴染み深いですよね。
カレーは、インドカレーやタイカレーなど今やどこでも食べられる、日本の国民食的な存在。
一方、ビール好きなら誰もが見たことのある銘柄、ヒューガルデンホワイト。ベルギーの代表的白ビールです。
この両者のどこに共通点が???って思いますよね。
実は―――
「両方パクチーが入っているのです!」
「えっ、嘘でしょ...。」と思っている方もいるかもしれませんが、コレ、事実なんですよ。
といっても、入っているのはパクチーの種。
潰すとほのかに柑橘系の爽やかな香りと、あと引くスパイシーで清涼感ある種は、世界各国の料理に使われているのです!
今回は、学生時代パクチー専門料理店で3年間ほど働いていた、パクチー大好きマンの井野が
パクチーのことを大好きな人も、
そうではない絶対無理な人にも、
パクチーの新しい魅力を感じてもらえるような素敵なお店を熱く紹く紹介して参りますので、少々長いですが最後まで是非お付き合いください。
パクチーの豆知識①
パクチーの原産地は、実は地中海沿岸
今回ご紹介するお店は小田急・京王線沿線「下北沢駅」から徒歩10分のところにある...
【スパイス&パクチー専門店hishimo】
モロカン料理やベトナム料理など世界各地の料理を楽しめます。
「フランス社」と書かれた看板は、店長のヒシカワさんの祖母が1923年(大正22年)に創業したドライクリーニング店をそのまま残したものだそうです。
素敵だ...。
また今回の訪問(2回目)には、ヒトサラ社員のラーメン最強女子ことなかうらさんと、普段からパクチーが大好きなデザイナー志津さんという、スペシャルなお二人にもご一緒してもらいました!
パクチーの豆知識②
「パクチー」という呼び方、実はタイ語。
いざ入店!
店内はカウンターと、お座敷、ロフトがあります。
今回はロフトに案内していただきました。
ちなみに志津さんの身長187cm―。
僕が183cm―。
油断すると上半身が天井に刺さりそうです。
天井に気を付けながら料理と飲み物を頼んでいきます。
メニューはこんな感じ!
(ドリンク撮り忘れました…)
(いの) 「色々ありますけど、どうします!?」
(志津さん) 「井野君のおススメいこうよ」
(いの) 「!!!」
(なかうら) 「私もおススメで!」
(いの) 「!!!!?」
(いの) 「ほんとにいいんですか!?」
(志・な) 「いいよ!」
「どうしようかな...志津さんはパクチーお好きだからがっつりパクチーでもいいと思うけど、なかうらはパクチー苦手だからな~。うーん...。」
ともごもごしつつも、
オーダーしたお料理は、
・パクチーと九条ネギのじゃこ合えサラダ(1400円)
・パクチーの根っこのかき揚げ(1100円)
・タイ式さつま揚げ(900円)
・子羊 肩肉の串焼きwithクレイジーソルト&ハリッサソース(800円)
・ラム肉のナバラン (1200円)
・タイ式・トムヤムクンフォー(1000円)
を注文。
乾杯のドリンクは、
・ヒューガルデンホワイト(800円)
・カンナビア(800円)
・アップルビール(600円)
を注文しました。
しばらく談笑していると...。
ヒシカワさん(店長) 「お待たせです!お飲み物から!」
僕が頼んだカンナビアビールは、ドイツ原産・世界初の、「麻」を原料に作られたヘンプビール。(大丈夫ですよ!合法です!)
乾杯!!!
味わいは、ハーブのような爽やかな清涼感があり少し癖がありますが、お料理との相性もGoodです。
そしてすぐに1品目が運ばれてきました。
パクチーと九条ネギのじゃこ合えサラダ(1400円)
見てください!この鮮やかな緑!!!
フレッシュなパクチーと香り高い九条ネギが見事なマッチング。トッピングには、味付けのりとゴマがパラり。新緑の森から顔を出すじゃこが何とも愛らしい!
さてお味の方は...、「!!!!」
シャッキシャキのパクチーとネギが口の中で弾け和風ドレッシングとの相性抜群!味付けのりの甘じょっぱさ、じゃこの食感がいいアクセントとなって箸が止まらない!!!
続いて運ばれてきたのは、
パクチーの根っこのかき揚げ(1100円)
実はいの、この『パクチーの根っこのかき揚げ』を食べたくてこの【hishimo】を選んだくらい、楽しみにしていた一皿。
そびえ立つかき揚げは、パクチー根と葉をミックスしたもの。
シンプルに塩コショウでいただきます。
パクチーの豆知識③
パクチーの根っこ、実はすごく甘い。
久しぶりの「根っこ」との対面で、少々前のめりになりつつあった態勢を今一度正しまして...実食ッ!!!
「ワシャッッッ!!!」
これだぁぁぁぁぁ!!!!そう、これだよ...これ......。
甘い。実に甘い。ゴボウや、人参といった根菜系の甘さとはまた違う上品な甘さ!!
パクチーが苦手な人の多くは、葉っぱや茎などの香りの強い部位が原因だと思いますが、そんな人は是非「根っこ」を食べてみてください!
「揚げる」という調理法により、根っこ本来の甘さが引き立ち、パクチー感は少なく食べれます。
お次はこちら!
タイ式さつま揚げ(900円)
「さつま揚げ」というと、魚のすり身のイメージが強いですが、【hishimo】では「豚肉」を使ったものが出てきます。レモングラスや青唐辛子などが練りこまれているので、ピリッと辛くビールのおつまみに最高です。
正直僕はコレだけでビール3杯は飲めます......。
次はお肉です!
子羊 肩肉の串焼きwithクレイジーソルト&ハリッサソース(800円)
ラムも臭みがなくておいしいですよね~。大好きであります。
そしてこの串焼きスタイルッ!!!
そのままかぶりつきたい気持ちを抑え、みんなで仲良くシェア!
じっくりと火入れされたお肉は、臭みが全くなくそして柔らかい。
添えられたハリッサソースも、スパイシーで食欲を加速させていきます。
相方のパクチーも彩りを添えるだけではなく、脂っこい肩肉を爽やかにしてくれています。
ホントに僕は、君にGood job賞を送りたい...。
パクチーの豆知識④
パクチーのデトックス効果、野菜の中で1番。
メインはこちらを!
ラム肉のナバラン(1200円)
メインで何を頼むか悩んだ末、店長のヒシカワさんに選んでもらうことに。そして、出てきたのがこちらの『ラム肉のナバラン』。
「ナバラン」はフランス料理で、羊肉を煮込んだ料理なのですが、【hishimo】のナバランはトマトスープに、かぶ等のごろごろお野菜とブロックのラム肉が入ったオリジナルの一品。
上に添えられたパクチーがいいコントラストですね...。既に僕らの心は掴まれていましたが、綺麗に3等分致しまして...いただきます!
「はぁぁぁ~~~。」
わかってた。わかってましたよこうなる事なんて。冬に温かいもん食べたらこぎゃんなるって!(おっと、、思わず熊本弁が、、、)
あっさりとしたトマトの酸味にホクホクのお野菜。トロトロに煮込まれたラム肉とスープを吸い込んだクスクスが、食感をプラスしてくれています。次は、絶対追パク(追加パクチー)だ...。
最後は〆のこちら!
タイ式・トムヤムクンフォー(1000円)
タイ料理でおなじみの『トムヤムクン』が到着です。
井野は、パクチーがあればどんな料理にも入れちゃうタイプなのですが、特に『トムヤムクン』には、見境いなく入れてしまいます。
ですが、さすがパクチー料理専門店の【hishimo】。恐らく「わさッと」掴まれたパクチーが、山のように盛られ、一切の妥協を許していません。素晴らしい。
今宵のパクチーナイトを飾る最後の一品に、多少の哀しさも感じつつ、いただきます。
「ぷっはぁ~~~~!」
やっぱりうまい『トムヤムクン』。エビの爆発的な出汁と、レモングラスの清涼感が口の中を駆け巡り、ナンプラーや青唐辛子が、エスニックな辛さを演出。
何杯でも飲めそうなこのスープ。最強です。
スープに絡むライスヌードルもniceな感じで、しっかり締まりました。
完。
約4000字にもわたり、僕のパクチー愛を語ってしまいましたが、いかがだったでしょうか?(いや長過ぎ!!!)
今回のこの記事で、前からパクチーを好きな人が「食べてみたい」と共感してくれていたり、絶対に無理な人でも、「これなら食べれそう」と、興味を持ってくれていたらとても嬉しく思います◎。
僕がパクチーを好きな理由の一つに「いろんな味と食べ方があって面白い」という所があります。ご紹介した通りパクチーは、葉・茎・根・種、で全然味が違いますし、揚げたり、練りこんだり、ただ乗せてみたりなど、色々な食べ方があります。
要約しますと...
パクチーには無限の可能性があるということです!(笑)
言いたいことは全部言い切りました......はい。
今回はこの辺で!
ではでは皆さん良いPaxi Lifeを~。
【下北沢hishimo】
東京都世田谷区北沢3-26-1 ハイムフランス1F
18:00~翌2:00
不定休