飲みの〆に「最高のうどん」が待っている@【手打うどん 長谷川】大泉学園| ヒトサラ社員のリアルめし
「飲めるうどん屋、ですって……?」
飲んだシメにうどんを食べる。そんな私の欲望すべてを満たしてくれるお店があるなんて! あまりの嬉しさにルンルン気分、【手打ちうどん 長谷川】に初めて訪れたのが2年前のこと。それからずっと、大好きなうどん屋さん不動の一位なのです。
ゆるゆる、ひとりで大泉学園へ。
改めまして、ヒトサラ編集部のあずまです。はしゃぎすぎて開店前にお店に着いてしまいました。
ひとりで、なにも考えずにぼんやりと飲むことが好きです。
ひとり飲みのいいところは、気を使わなくて良いところ。自分で好きなものを好きなだけ楽しんで、そして好きなタイミングで帰れるのが最高です。
ただ悲しいことに、胃袋もひとり分。種類もボリュームもたくさん食べることが出来ず、いつも悔しい思いをしています。もっと食べさせておくれよ、と自分の胃袋のキャパシティを憎む日々。
【長谷川】に行くと、より一層それを感じてしまうのです。
何故かって、うどんの前に楽しめるおつまみだけで30種類以上も用意されているんですもの。メニューをみると、季節の美味しい食材たちがずらりと並んでいる訳です。
秋なす揚げびたし、安納芋といぶりがっこのサラダ、せり ゆず和え、牡蠣オイル漬け、新さんまやわらか煮……
もう……許して……。
そこで、ルールを決めてみた
欲望のままオーダーすると、自分のキャパシティを完全無視して、己の胃袋と財布を苦しめてしまうので、最近はマイルールを決めて注文しています。
ルールその① 初手、焼豚皿とビールでちびちびと。
まずはエビスの樽生(中)と『焼豚皿(ハーフ・420円)』を注文。
自家製だというチャーシュー。薄切りですが肉の甘味、そして脂の旨味がじゅわぁ……と口に広がります。いやこれ、ビールちびちびとか言ってられないです。すごい勢いでお酒が進んでしまう。
たっぷりのネギと生姜を乗せて食べると、また違った味わいに。サッパリ。
空腹のままメニューを見てると「あれもこれも~!」と勢いづいてしまうので、焼豚食べて気持ち落着かせ、次のオーダーを決めていきます。
ルールその② 「あっさり」と「しっかり」、オトモは2品で。
【長谷川】のやさい料理は梅煮や酢漬け、浅漬け、ゆず合えなど、さっぱりあっさりな味付けのものが多いです。それに対して肉魚料理はボリューム満点でしっかり濃い味なので、濃淡つけて2品頼むと大変ハッピーな気持ちになります。
この日のあっさりオトモ『練馬瓜のナムル(小・310円)』。ゴマ油の香りがよく、ベストな箸休めです。シャキシャキ食感で、搾菜のような感じ。
しっかりオトモは『なすひき山椒(520円)』。ごはんに乗せて食べたいという欲求が膨らむ、これ……飲むハンバーグと言いたい。ジューシーな肉汁をナスがたっぷり吸っているし、大葉と山椒がアクセントになっているし、白米なしで食べる背徳感がすごいです。
はぁ〜お酒が進む〜! 大将、日本酒一合くださ〜い!
ルールその③ ちょいとおつまみ残して、最後の〆を注文。
飲んで食べて、だいぶ気持ちが良くなってきました。
「おつまみがもうすぐなくなりそう」と言ったところで、うどんを注文。茹であがるまで13~15分ほどかかるので、少しだけ残したお酒と料理をつまみつつ、うどんをまったり待つ時間が至福です。
そして……
最高のシメ、待ってた〜!
今回注文したのは一番人気の『糧うどん(冷・780円)』。
『糧うどん』とは……豚肉と小松菜、ねぎ、ごぼう等が入った温かいつけ汁に、うどんをつけて食べる武蔵野うどんの食べ方
武蔵野うどんというと"固い麺"&"濃いつゆ"というイメージがありますが【長谷川】のうどんは違います。
麺太くてもっちり、コシがしっかりとしていて、のどごしつるり。麺からは小麦の香りががして、思わずそのまま食べたくなってしまう。
そして、温かいつけ汁はあっさりとした味わい。それに肉の旨味が溶け出して、麺の甘みと心地よく絡み合うのです。別添えの大根おろしを入れると、さらに爽やかに。アルコールに浸った内臓が優しさに包まれていく……。
そんなこんなで、お酒とおつまみでお腹いっぱいでしたが、ぺろりと完食。
【長谷川】はうどんも一品料理も美味しい。大将をはじめとしたスタッフのみなさんも温かい。大泉学園という場所柄、ファミリーも多く行くたびにほっこりとした気持ちになります。
幸せな気持ちで眠くなってきたところで、お会計。
飲むのもひとり、帰るのもひとり、寝るのもひとりです。また来ます!
ヒトサラ編集部・東 紘衣
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2019年3月22日(金)追記
なんと、note部木曜担当の宿坊(通称:しゅくちゃん)も【長谷川】でひとり飲みデビューを飾ったそうな! なんと嬉しい!
なんと、食べて飲んで2,000円以下に収まったとのこと。すごいよね、この満足度。ぜひキラキラ系グルメ女子・しゅくちゃんのレポートもぜひ読んでみてください。
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