あなたの周りにもいる?人格否定悪魔から逃げよう👿
こんにちは!心理カウンセラーのHitoeです🌹
「お前はダメな人間だ」
「絶対失敗する」
「あなたには無理」
……そんな人格否定の言葉を投げかけるのは良くないと、誰もが当たり前に思ってはいるけれど、こうした言葉は案外身近にありますよね。
きっと誰もが一度は受けたことがあると思いますし、無自覚に誰かに投げつけてしまったことだってあるはずです…。
しかし、人格否定は最悪のコミュニケーションであり言葉の暴力です。
無自覚であってはいけないものだと思います。
自分を守るためにも、誰かを傷つけないためにも、人格否定について知っておいて損はないと思います📖
そこで今回は「人格否定」についてのお話です!
1・人格否定の意味や影響
人格否定とは、言葉通りその人の人格を否定することを意味します。
つまり、その人の本質や存在を全否定するような言動です。
ー上司からの人格否定
ブラック企業をはじめとして多くの会社でいまだに、この人格否定が横行しています。
「何やってんだ!この給料泥棒!」
「お前なんかやめちまえ!」
そんな言葉が飛び交う職場はまだまだたくさん存在しています。
しかし、人格否定を繰り返す上司は、自分の指導者としての能力の無さを周囲に知らしめているようなものです。
上司の人格否定は、信頼を失墜させ部下のやる気を奪います。
人格否定は百害あって一利なし、会社全体にとっても長期的に大きな損失につながります。
そんな上司のもとで働いている人は、何かしらの手を打たなければ、その上司と一緒に不幸に巻き込まれてしまいます。
政府がまとめた報告書ではパワハラの判断基準として次の3つを明示しています。
(1)優越的な関係に基づいてなされる
(2)業務の適正な範囲を超えている
(3)身体的・精神的な苦痛を与える
上司が部下の人格を否定するような発言をすることは、これらの基準を満たすのでパワハラに該当します。
目に余る時は毅然と対応しましょう。
ー親からの人格否定
人格否定は家庭内でも頻繁に起こります。
夫婦間でも親子間でも、無自覚のうちに人格否定の言葉が繰り返されていることがあります。
「だからお前は信用できない」
「本当に情けない」
そんな言葉が出てくると家庭内の信頼関係は崩壊寸前。
特に注意が必要なのは、親から子供に対しての人格否定です。
子供は素直ですから、親からの言葉をそのまま受け取ってしまいます。
「信用できない」「情けない」といった人格否定の言葉をずっと胸にしまい込み自己否定を続けてしまいます。
それは、30歳や40歳になっても忘れられずに心の傷として残っていることも決して珍しくはありません。
自分の感情に任せて人格否定の言葉を使ってしまう人は本当に注意が必要です。
無自覚のうちに、子供に一生の心の傷を負わせないように⚠
2・人格否定は言う人が100%悪い
人格否定の言葉は、自己肯定感が低い人ほどそれを受け入れてしまう傾向があります。
「確かにそうだ。あの人が言う通り自分はダメな存在だから……」
というわけです。
しかし、そもそも人格や存在というものは誰も否定することはできません。
無価値な人など存在しないし、人間の尊厳は絶対に尊重されるべきものです。人格否定は、言われて当たり前ということはなく、言う方が100%悪いのです。
人格否定をする人は精神的に未成熟であり、他人の痛みを理解できない人です。そういう人の言うことを信じてはいけません。
言われたあなたは悪くないのです。
3・人格否定する人の心理
何度も言いますが、人格否定をする人は他人の痛みを理解できない精神的に未熟な人です。
そして、その未熟さゆえに抱えている不満を、人格否定の言葉を使って他人にぶつけて解消しようとしているのかもしれません。
もしくは、他人を傷つける快楽に浸っていたり、他人を否定することで自分が少しは肯定されたような気分になっているのかもしれません。
いずれにしても、人格否定をする人はその人自身に問題があります。
どんなに良い人のフリをして、「あなたのために言ってあげてるんだよ」という態度を取っても、結局は自分のために他人を否定しているに過ぎません。
これについては、次回「隠れた侵略者」で詳しくお話しします📖
4・まとめ
・人格否定は最悪のコミュニケーションであり言葉の暴力。
・人格否定をする人は他人の痛みを理解できない精神的に未熟な人。
・言う方が100%悪い。
・人格否定されても受け取らない!された人は全然悪くない!
人格否定をされると深く傷つき、一生その言葉を忘れられないことすらあります。
だからこそ人格否定をしてくる悪魔からは、今すぐ距離を置きましょう🍃
最後までお読みいただきありがとうございました🍁
Hitoe🌹
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