好きな音楽の終わり

「あなたの一番好きなモノ・コトは何ですか?」

一番初めの自己紹介でよく聞かれる質問だと思いますが、皆さんは何と答えますか?
私はいつも迷わずに「音楽」と答えます。
通勤途中はもちろん、料理中や寝る前にも聴くほど好きです。

中でも好きな音楽ジャンルは邦楽ロックです。
高校生の頃にKANA-BOONを聴き始め、大学生で初めてライブやフェスに行き、邦楽ロックに夢中になり、それから多い時には月6本ライブに行くほどでした。

それが25歳の時に結婚を意識し始め、お金を貯めたいといけないと考えた時に、一番出費になっていたモノがライブだと気がつき、ライブに行く本数を減らしていきました。
ライブ情報が入ってこなければ行くこともないだろうと思い、Instagramでフォローしていた大半のバンドのフォローを外しました。

それがきっかけとなったのか、このバンドは不動だと思っていた音楽までも聴かなくなり、ライブの情報が入ってきても行きたいと思わなくなってしまったのです。

あの頃の自分を救ってくれたのは、あのバンドのあの曲というのはあるのですが、ライブに行っても今までの感覚にはならず。これは好きの終わりなのかなと思うようになりました。

好きなモノが終わったと実感をするほど寂しいことはないなと思いました。皆さんは好きなモノの終わりに気づいたことはありますか。

好きだった過去を否定するつもりは一切ないので、あの時のあの感情は自分の引き出しにしまい続けようと思います。

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